僕は最近新しい沖縄のホテルには早々に縁があるようです。
アメリカンビレッジの隣にオープンした「ヒルトン沖縄北谷リゾート」も、本当にオープン直後に行くことが出来ました。
今度は７月２日にオープンした「ハイアットチージェンシー那覇沖縄」です。
いつものように午前中は仕事をし、午後からの沖縄行き。
腹ごしらえは「ＪＡＬダイアモンドプレミアラウンジ」のおにぎりやクロワッサン、窓の外の飛行機を見ながら、とりあえず一息つきます。
飛行機は７７７－３００、「ＳＫＹ ＮＥＸＴ」機材。
黒の革張りシートとブルーに光るＬＥＤ照明（季節によって色は変わります）が、クールです。
「クラスＪ」は見たところ満席、「エコノミー」もほぼ満席だったよう。
４７０～４８０人は乗っていることになりますから、平均してしまうと搭乗率は「羽田・伊丹線」や「羽田・新千歳線」などに比べると落ちるかもしれませんが、これだけ乗ってくれてれば、ＪＡＬとして御の字でしょう。
沖縄は「那覇空港」に定時に到着。
じめじめした日の続いている東京と違って、沖縄はもう真夏です。
真っ青な空に白い夏雲、空港内は冷房が入っていますが、外は相当に暑そう。
聞くところによるとこの日の気温は３２度、でも強烈過ぎる日差しと湿度がそれよりもずっと高く感じさせます。
さて、僕が泊まる「ハイアットリージェンシー那覇沖縄」は那覇最大の繁華街、「国際通り」からすぐ近く、住所的には「沖縄県那覇市牧志３－６－２０」になります。
「那覇空港」からタクシーなら国道３３２号線・３３１号線経由で約２０分、「ゆいレール」で行くとすれば「那覇空港駅」から約１６分の「牧志駅」下車、その「牧志駅」から歩いて約７～８分といったところでしょうか。
ここでは「ゆいレール」で行く時の目線で書いてみます。
「牧志駅」を降り、「国際通り」を左折、お土産物屋が林立する中を、左側に「てんぷす那覇」、「ホテルパームロイヤル」の看板が出ている「桜坂中通り」まで直進します。
右側に旧「三越」、現在の「ＨＡＰＩＮＡＨＡ」が出てくると、行き過ぎです。
「国際通り」とその「桜坂中通り」の交差点（信号はありません）で、左を見ると、もう「桜坂中通り」奥に背の高い「ハイアットリージェンシー那覇沖縄」が見えています。
この辺りでは１８階建てのこのホテルは一番高く、遠くからでもよく分かります。
もちろん那覇にも高層ビルはいくつもあって、特に「おもろ町」周辺にはたくさんありますが、たいていはマンション。
ホテルでここまでの高さのものは、これまで那覇にはなかったのです。
「桜坂中通り」に入ってから、「希望ヶ丘公園」の緑を右に見ながらぐるっと弧を描くように道なりに進んでいくと、見えてきました、「ハイアットリージェンシー那覇沖縄」の全貌が。
地下１階、地上１８階建てで客室数２９４室のホテル。
オーナーはグアムの「ハイアット」や「ヒルトン」でお馴染の「ケン・コーポレーション」です。
建物はあまり面白みのない長方形、もう少し道に沿って進んでみましょうか。
ホテルの横側が見えてきました。
あっ、猫。
本当に猫だ・・・。
ホテルの前に野良猫がいるゆる～～い感じは沖縄？
ホテルの横の部分の１階は「ラウンジ」のようです。
この緑は「ラウンジ」のアウトドア部門。
もう少し緑が濃くなって来れば、かなり良い感じになるでしょう。
外から見たところ緑は奥まで続いていて、広くはないものの庭園風になっていそうです。
ところどころにアウトドア席が見えています。
ただこのホテル、遠くから見た印象より、こうして近くで見ると意外にこじんまりした感じです。
ではホテルの中に入って行きましょうか。
スマートなハイアットらしいエントランスには、朝から夜まで複数のベルが常駐しています。
ここのスタッフはいかにも初々しいという感じの人も中にはいましたが、他のホテルからの転職組が多いのか、少なくてもこのホテルが初めてというような人には出会いませんでした。
オープンしたてのホテルにありがちな混乱を僕はほとんど体験せずにチェックアウト出来ましたし、他の人がもめているところを見てもいません。
ホテルは本当に混んでいて、そしてどこもスムーズに流れているようで、まるでオープンして相当時間のたったホテルといっても良いくらいに見えました。
もちろん現実には、僕らの見えないところで、いろいろなことは起こっているのでしょうが・・・。
「オープンして時間のたったホテル」という印象は、このインテリアのせいでもあると思います。
壺の使い方とか、石や水、緑の使い方、照明の具合・・・いかにもハイアットですが、全然冒険していません。
お金もかけてない感じがします。
１０年以上前のハイアットでも同じようなデザインのホテルはありそうです。
ただもちろんオープンしたて、どこもぴかぴか、隅から隅まできれいにはなっています。
この辺り、夜の方が映えそうでしょうか？
直角に曲がって、まず第１の自動ドア。
（ドアから振り返ったところ）
第１のドアを入ったところのスペース、暑い外から来るとここの涼しさにほっとします。
ここをまた直角に曲がると第２のドア、この奥がホテルの１階ロビーになります。
