「星野リゾート・ウトコ・オーベルジュ＆スパ」 （９）

僕らの「星野リゾート・ウトコ・オーベルジュ＆スパ」での朝食は朝８時からの予約。
例によって席は事前に決まっているようで、僕らは窓際の席に案内されましたが、陽の光一杯過ぎて、半分はシェードが下ろされていました。
ここの朝食は「さわやかな香りいっぱいの柚子朝食」とのことで、ウェブには

高知は柚子の生産量が日本一の“柚子処”。南国土佐の太陽をたくさん浴びて実った柚子は香り高く、果汁もたっぷりです。
生地に柚子を練り込んだ焼きたてワッフル、柚子の果汁スプレードレッシングで仕立てるサラダ、柚子のソースを添えた海の幸ソーセージと卵料理など柚子をふんだんに使用した朝食は、海を眺めるオーベルジュで迎える朝にぴったりの一皿が並びます。
柚子の香りに合わせて豆をブレンドして淹れた珈琲もおすすめ。
晴れた日の朝はレストラン前のバレーナテラスで、お召し上がりいただくこともできます

とありました。レストラン前のテラス部分が「バレーナテラス」なんていう名前なことも知らなかったし、晴れて天気は良いのにテラスで食事しますか？とも聞かれませんでした。
なお予約をすれば「空海のあさげ」という和食も食べられるようですが、見渡したところすべて僕らと同じ洋食のようでした。

最初に運ばれてくるのは日の出のグラデーションをイメージしたという３種類のジュースが・・・。
柚子シロップ＋海洋深層水、フルーツジュース、キャロットジュース。
次いで柚子のコンポートと季節のフルーツをヨーグルトと一緒に。
柚子ドレッシングで和えた野菜サラダには、柚子の皮を散らしてくれます。

その割にはあまり柚子が香りません。

ワッフルは柚子の皮を練り込んで焼かれているようです。
柚子ジャムと生クリームが甘すぎず合いますね。
「ワッフルのお替りはいかがですか？」なんて聞かれますが、とても入りません。
ミネストローネも付きます。
奥さんはこの辺りで「もう、お腹一杯」と・・・。
メインは柚子胡椒ソースで食べるオムレツ、付け合わせにはシーフードのクネルとベーコン。
オムレツはきれいに丁寧に作られ、中はとろとろ系。
最後にデザート的感覚なのでしょうか、天日塩を使った無農薬のしおゆずピールが出てきます。
「田野屋塩二郎」というブランドというか名人の塩だそうです。