シンガポールに着いたのが午前1時過ぎ、睡眠時間も含めてまだ12~3時間しかシンガポールにいないのに、もうホテルの移動です。
それは僕の趣味といえば趣味なんですが(笑)、いかに旅行を安く上げるかということからも考えてのことなんです。
さっきも書いたように初日は到着が深夜1時過ぎ、ホテル滞在時間も短いので、アワードを使った特典での宿泊を考えました。
シンガポールで、実勢価格に対して必要ポイント数がとても少なくてすむヒルトン系ホテル、それは何と言っても「ヒルトン・シンガポール」、それに翌朝からの行動にとても便利な場所にあるし・・・ということで、初日はヒルトンにしました。
2日目、つまり大晦日はマリーナ地区での恒例のニューイヤー・カウントダウンに参加したかったので、それにはマリーナ・スクエアにある同じヒルトン系の「コンラッド・センティニアル・シンガポール」が便利そうです。
でも大晦日なので値段が心配、値段が高ければアワード・ステイとか別のホテルをと考えましたが、値段がヒルトンのネットから300(シンガポール)ドル++(日本円にして19000円弱+税サ)と意外な安さだったので、ここは迷わずコンラッドに。
コンラッドならヒルトンVISAカードのボーナス(2000ポイント)も付きますし、チェックアウトが新年になるのでヒルトンの2009年度の宿泊実績になりますし・・・などと、その他のベネフィットも考えての選択です。
客室はリニューアルしたヒルトンも外観はちょっと古め、そこへ行くとこのコンラッドはさすがここ10年くらいの「新しめ」のホテルです。
エントランスなどのデザインはシャープです
ロビー正面にはおなじみの大きな竹(?)が・・・いつもの「コンラッド・センティニアル・シンガポール」です。
ただし今日はちょっとだけ特別、きちんとセッティングしたテーブルがかなり手前の方まで置いてあります。
今晩大晦日のカウントダウン・パーティー用のディナー席です。
どうもこのホテル、ホテルでのカウントダウン・パーティーに相当力を入れているようです。
巨大なクリスマス・ツリーはすべてコンラッド・ベアーで埋め尽くされています。
おしゃれで粋なツリーですね。
実にコンラッドらしい。
フロントでエグゼクティブ・フロアにアップグレードと言われ、エレベーターで最上階の31階のラウンジにエスコートされました。
オレンジ・ジュースを飲みながらのラウンジ・チェックインの後、部屋に案内されます。
スタッフはすまなそうに「今日はあいにくと満室でして・・・こちら側のお部屋になってしまいます」と、人気のベイビューとは反対側(富の噴水」側)の部屋のドアを開けてくれます。
いえいえ、そんな・・・だって僕、ネットから一番安い部屋を予約していたんですもの、エグゼクティブ・フロアにアップグレードされただけで万々歳ですよ。
それにしてもここコンラッド、リニューアルされて客室がとてもきれいになりましたね。
以前泊まった時はまだ改装前、なんとなく旧式な部屋でした。
それが最近のトレンドをすべて取り込んで、それでいて以前のコンラッド・シンガポールにあったクリーム系を中心とした上品なエレガントさも上手く残している、素敵な部屋に変わっています。
備品の数の多さもなかなかなもの。
浴室もこんなに明るくなりました。
ここはヒルトンと違い、大きなシャワー・ブースが付いています。
バス・アメニティーはモルトンブラウン。
ウェルカム・フルーツやチョコレートの他に、クリスマス・バージョンのコンラッド・ベアもお出迎えです。
窓からの景色は、案内してくれたスタッフが言うとおり、ベイ・ビューではなく「富の噴水」(Fortune Wealth)。
その世界最大規模の噴水も動いていれば、一日3回あるショウも窓から楽しめて、この部屋もそれなりのビューということになるのでしょうが、どういうわけか今日は噴水はお休みとのこと。
え~~、大晦日なのに何で??
それはここに関係するスタッフたちの多くは、今日のカウントダウンのほうに借り出されているからかも、なんてホテル・スタッフの説明でしたけど、真相は???