僕らが「一休」を利用して、公式レートより相当安く泊まった「アマン東京」(アマン東京(1)をご参照ください)。
ではその細部を順番に見ていきましょう。
とはいってもこのホテル、前回宿泊時もかなり詳しく書いたので、もう付け加えることもありません。
今回はこの辺りは写真だけでよろしいでしょうか?
ここ数日の忙しさから抜け出せれば、少しだけ印象を言葉にして書き込むかもしれません。
後記:ミニマムなキャプションをつけました。
「アマン東京」は「大手町タワー」の最上階6フロアにあります。
1階にエントランス、33階にレセプションとロビー、レストランなど、34階にスパやフィットネス、プール、35階から38階に客室84室が広がっています。
ここはJR東京駅北口から歩いても7~8分、地下鉄大手町駅A5出口からは直結でわずかに数分。
でもこのホテルに来る人のほとんどはタクシーで、かもしれません。
でも、ここはタクシー運転手には分かりずらいところですね。
というか、わざとそう作ってるんでしょうけど。
外には「アマン東京」のロゴはありません。
少し中に入るとやっと「アマン東京、ホテル車寄せ」の表示が出てきます。
この細長い暗い通路を奥に入っていくと、そこが「アマン東京」のエントランスです。
この通路は車専用、歩きで使用することはできません。
高い天井、直線を多用したシャープでコンテンポラリーなデザインの中に、木材使いなど和のテイストもしっかり入っています。
特筆すべきは清掃状態の良さ、ガラスなど一点の曇りもなくピカピカです。
ドアマットだって新品のよう。
そしてドアマン、ベルの対応の良さは印象的です。
「チェックイン」と告げると、日本語の堪能な外国人ドアマンが「お名前をいただけますでしょうか?」
名乗った後、この何とも和と季節を感じさせる生け花のところを左に曲がると・・・
もう一つドアがあるのですが、僕が名乗ってからわずか数秒しかたっていないのに、女性ベルがドアを内側から開けてくれながら、「お待ち申し上げておりました、shackinbaby様(本当は本名で)」と。
まさにアマン・マジック!?
ま、インカムなどの利用と、都市型ホテルとはいえ84室しかないホテルに旅装で到着すると、チェックイン時間も知らせてあるので、shackinbabyの名前をリストから見つけるのは難しいことではないのでしょう。
「アマン東京」には僕らがタクシーを降りて入ってきたメインエントランスの他に、この「ザ・カフェby アマン」前に出るドアもあります。
(もう一つ「大手町タワー」内に出られるドアもあります)
以前まだこのホテルの全容がベールに包まれていた時、僕はこの「AMAN TOKYO」というロゴがマスキングされている写真を撮り、その凹凸から絶対「アマン東京」だと推測した、あの懐かしの(?)ロゴ。
↑の左がメインエントランス前の車置きです。
「アマン東京」名物の人力車と、何やら高級車が・・・。
皇居の周りを30分ほどまわってもらって約1万円です<人力車。
「ザ・カフェbyアマン」の周囲は森。
だいぶ良い具合に木々が茂ってきています。
「大手町タワー」、高~い、上を見上げると首が痛くなるほど。
森の中の「ザ・カフェbyアマン」。
奥に「アマン東京」の「ザ・カフェbyアマン」側のドアが見えていますね。
ここからホテル1階内部の写真となります。
ef=”https://shackinbaby.com/wp-content/uploads/2019/03/blog_import_5bef41c13d63e.jpg” target=”_blank”>
素晴らしい一枚板のデスクの両脇にデスク&チェア。
左右対称に整然と・・・。
数センチ動かしてもバランスが崩れそうな「アマン」ならではの世界がもう始まっています。
この分厚い一枚板は3部作、後は33階のレセプションと34階のスパにあります。
特にスパのは大きく素晴らしい・・・。
もちろん和の設いも忘れていません。
「アマン東京」の中には数々の美術品がありますが、まず僕らの目に入るのはこの菅原健彦氏の巨大な作品。
氏といえば都市景観など身の周りの風景を岩絵具で描く大画面や、大自然に対峙した水墨画などを手掛けるので有名です。
サイズは小さめですが、「パレスホテル東京」にも氏の作品がありましたね。
http://www.sugawaratakehiko.jp/
とてもアテンティブなベルに案内されて奥にあるエレベーターへ。
エレベーター前にあるのが僕の大好きな左官職人、挾土(はさど)秀平氏による巨大作品です。
いや~、これも良いですね。
日本の秋の野のイメージでしょう、松ぼっくりなども見えます。
彼の作品はホテルのあちこちに見られます。
僕は「ペニンシュラ東京」やシンガポールの「吉兆」のよりも好きですね。
エレベーターで33階のレセプションまでベルと共に上がります。
この時、問わず語りに僕らが「アマン東京」に来る時のタクシーで遭遇した不快な出来事をベルに話していたのですが、これがあっという間にスタッフに共有されて、いろいろなところで話に出され、こちらが恐縮するほどだったのは、さすが「アマン」と思いました。
しかも僕らの顔を見ただけで、何日も泊まっているわけでもないのに・・・。
たぶんモバイル端末にゲスト情報をどんどん入れて行って共有しているんでしょうが、そのゲストに寄りそうという努力は、出入りの激しい都市型ホテルなのに、やはりすごいなと。
33階のレセプションカウンター。
ベルはここまでで、今度は待ち構えているレセプションスタッフに引き継がれます。
ここにもあの一枚板と、挾土秀平氏の左官ワークの壁。
実際にはここに座ることはなく、奥のロビーのチェアに案内され、ウェルカムドリンクを飲みながらのチェックインとなります。
前回はホテルの公式サイトからの予約だったからか、インルーム・チェックインでしたが。
そのロビーの俯瞰写真です。
ここもすべてがピシッと整えられていますね。
以下、次回に・・・。