ゲートでピンポンとなって何とファーストクラスにアップグレードされた香港・成田間@CX520便。
僕には珍しくトラブル続きだったこの旅行も、この最後の思わぬアップグレードでチャラになった感じです(笑)。
今回のアップグレードの理由ですが、もしかすると僕のワンワールドでのステイタスの他に、コロンボから香港までのロスト・バゲッジもどきに僕が相当文句を言ったことも関係しているかもしれません。
そのお詫びの意味を兼ねてのアップグレード。
もちろんこれは僕の考えすぎかもしれません、アップグレードって永遠にミステリアスですから・・・。
今回のアップグレード、「席だけアップグレード」ではなく本当の(?)アップグレード。
食事もファーストクラス用のものが大きなテーブルの上に運ばれてきます。
サーブするFAの直筆サイン入りのカードも添えられて、上質で皺一つないリネン、ピカピカのカトラリー、パン籠に盛られたパンもバターやオリーブオイルもほぼ最高状態のものでした。
前菜はセサミ・サーモン、枝豆のライムマリネ、トマト。
スープはグヤーシュ、ハンガリアン・スープです。
この辺りは見た通りの味、もちろん不味いはずはありません。
メインは鱸、牛肉えのき巻、マッシュルームとリコッタチーズのニョッキからの選択。
これはその中の牛肉で、ソースはピリッとくるブラックペッパーソース、ジャスミン・ライスと青梗菜の生姜大蒜炒め添え。
味は最高で、美味しい中華総菜にご飯が進みます。
青梗菜もいかにもです。
どうやら僕、帰国する頃になってやっと食欲が出てきた感じ・・・。
デザートはミックスベリータルトでした。
でも、キャセイパシフィックのデザートはいつでももう一つ。
実はファーストクラスには伝統的な懐石スタイルの和食という選択肢もあるのですが、1人分しか積んでなく、もうすでにオーダーが入っているということで、僕は頼めませんでした。
アップグレードの身では当然文句も言えず・・・(笑)。
かなり美味しそうな献立だったので、メニューを写真に撮っておきました。
ついでにアルコールの方も・・・。
シャンパンは「アムール・ド・ドゥーツ」。
日本だと12000円くらいで売られているものです。
食事が終わると、働き者のキャセイパシフィックのFA達もちょっと一休み状態。
この辺が日系のファーストクラスとはちょっと違う感じ、日系は最初から最後までピンと張りっぱなしのサービスですから・・・。
食事の後は映画を見たり、シートをフルフラットにしてうとうとしたりしていると、成田までの4時間はあっという間。
もっと乗っていたいと思わせるファーストクラスはさすがでした。
以上で、僕のトラブル続きだった年末年始の香港・スリランカ旅行レポートは終了です。
充分にスリランカというかコロンボ周囲だけですら体験出なかった今回の旅行、スリランカそのものはかなり気に入ったので、いつかチャンスがあればリヴェンジしたいと思っています。
今回も最後までお付き合いいただきまして、本当に有難うございました。