コロンボ&香港 (20) シーママラカヤ寺院、「ザ・ブルーウォーター」というホテル

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最初の予定ではコロンボに3日いて、2日目には有名な「シーギリヤロック」を見に、そして最後の日にジェフリー・バワの建築を見て歩く・・・おおまかにそんな計画を立てていたのですが、僕の年始の仕事始めの変更で、何とコロンボ滞在が1日短縮ということに・・・。
結局滞在はたったの2日というとんでもない弾丸旅行になってしまって、泣く泣く「シーギリア」を削って念願のバワめぐりを2日目にしてきたという次第。
わざわざスリランカまで出かけて何やってるんだ、あそこも行っていないし、これも見ていない、あれも食べてないし、これも体験してない・・・スリランカ旅行の達人さんたちから見たらきっと非難轟々の旅行でしょうね、僕の今回の旅。

で、僕の2日目にもオーダーメイド・タイプのプライベート・ツアーを利用、前日とは違う会社でしたが、相変わらず日本語がとても堪能なガイドと英語は上手な運転手が、僕のためだけに動いてくれるという観光。
基本のツアーは「日通ペリカントラベルネット ・スリランカ店」というところの「コロンボ発バワ建築を巡る一日ツアー」というもの。
現在ではもうこのツアーは行われていないようですが、日本人予約担当者とメールでやり取り、このツアーを僕一人のプライベート・ツアーということで、更にいじってもらいました。
何回かのやり取りで
     8:30ヒルトンにお迎えに上がります。
     9:00シーママラカヤ寺院見学
     9:30 ベントタに移動
     11:00ベントタビーチホテル見学
     11:30 ルヌガンガの庭園見学(昼食)
     12: 30ザ ヴィラ(モホッティ)見学
     13:00ワッドゥワに移動
     13:30 ブルーウォーター見学
     14:00 コロンボに移動
     15:00ヒルトン着
との旅程が固まったのですが、その後もジェフリー・バワが自身の理想郷とした「ルヌガンガ」の見学が不可になるとの連絡が入ったりして二転三転して、結局は
     8:30ヒルトンのロビーにお迎えに上がります。
     9:00シーママラカヤ寺院見学
     9:30 ベントタに移動
     11:00ベントタビーチホテル見学
     11:30 ルヌガンガの庭園見学(昼食)
     12: 30ザ ヴィラ(モホッティ)見学
     13:00ワッドゥワに移動
     13:30 ブルーウォーター見学
     14:00 コロンボに移動
     15:00ナンバー11見学
     16:15ヒルトン着
というツアーになり、最終的には「ルヌガンガ」の昼食まで他に変更となったりしました。
(これですべて込みでUS$155という見積もり)
ま、とにかくジェフリー・バワの作ったホテルを中心に、彼の世界に浸ってこようというわけです。
まずはバワの作ったお寺、「シーママラカヤ寺院」をホテル近くの「ベイラ湖」に見に行きます。
いや~、これは「いかにも」の寺院。
眼を細めると、ここはバンコクの「ザ・スコータイ」?、えっ、どこかの「アマン・リゾーツ」?って感じ。
湖の畔という地形を生かした、そして直線の持つ美しさが印象的な、繊細でモダンな中にどこか温かみを感じるデザインが本当に素晴らしい・・・。
トロピカル建築の天才と言われ、かの「アマン・リゾーツ」を手掛けた建築家ケリー・ヒルも多大な影響を受け、現会長の「エイドリアン・ゼッカー」氏が「アマン」を仕掛ける発想の源を70年代にバワがバリ島で手がけた高級住宅開発プロジェクトに触発されて得たということからも、バワの建築には現代アジアのリゾート建築の原点を見ることが出来ると言っても過言ではないほど。
(僕の「シーママラカヤ寺院」の写真は逆光になってしまってあまり良くないので、ネットからお借りしてきています)
僕だけのプライベートツアーなので、ガイドとは好きなことを好きなようにしゃべり・・・。
停まりたいところでどんどん停まってもらったりもしました。

これはスリランカ版コンビニ、何でも屋さんの店先です。
飲み物を買ったり、値段はもちろん現地価格で、激安。
そして車は当初の予定とは別に一番最初に、スリランカを代表するリゾート・ビーチの「ベントタ」(コロンボから南に約60キロくらいのところにあります)に入る前辺りにある「ザ・ブルーウォーター」というバワがそのほぼ最後の頃(1998年)手がけたホテルに到着です。
おぉ、こんな感じですか!

直線的を多用したいかにも彼らしいデザイン、青い空と周囲の緑、水の回廊ももうエントランスから登場して、光と影も上手に使って、実に魅せてくれます。
大きな広い芝生に格子状に植えられた椰子がトロピック&モダン・コロニアルな雰囲気を更に高めてくれます。

置かれている椅子なども周囲と良く合った、坐り心地だけではなく全体の調和・バランスを考えてのもの。
レセプションのデザインもいかにもです。
「アマン・リゾーツ」のホテルのように置かれている調度品の質感はそう高いわけではありませんが、その場にぴたっとはまったものが置かれています。

ホテルは3階建て、パブリップスペースはどこもゆったり出来ています。
1泊US$150~200+のようで、スタンダードな部屋はあまり広くありません。
今度はご自慢のプールを見せてもらいましょう。

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