JALからもらえる国内線ファーストクラスへのアップグレードクーポン。
いろいろなこと(オフィシャルじゃないことも含めて)で僕の場合、かなりな枚数もらうことが多いのですが、なかなか使うことが出来ず、期限が切れてしまうことが多々あります。
というのはこのクーポン、スーパー先得や先得割引などの格安運賃では、予約時に使うことが出来ないのです。
もちろん当日空港でファーストクラスの空席があればどんな料金でもクーポンは利用出来るのですが、最近の(一部の人の)景気の良さからでしょうが、当日の空きが出にくくなっています。
僕の2月時点でのクーポンの残りは3枚。
3月末の期限までにもう少しは使っておきたいと、今回はクーポンの利用を考えて旅程を組み立てた福岡行きでした。
まず羽田からの往路はビジネスマンがまだ仕事中であろう時間帯を選び、当日の空き待ち。
福岡からの帰路は一番込んでいる時間帯に乗るので特便割引でクーポン利用を確定しておきました。
結果、僕の予想は当たって、往路は空席があり、見事アップグレードに成功。
しかも1のAでした。
更に何と隣の1Cが空席。
最高にラッキーでした。
他はファーストクラス、全席満席。
たぶん最後まで押さえていた1ACが直前に開放されたのか、突然のキャンセルでもあったのでしょう。
福岡線はほとんどスカイ・ネクストの新機材だし、考えてみれば一番ファーストクラス設置率の高い路線なので、那覇線のようにファーストクラスが取り合いになることも少ないです。
ファーストクラス・アップグレードクーポンの消費には福岡線は最適かもしれません。
福岡までは約1時間半のフライト、伊丹線の慌ただしいサービスに比べると、どこかゆったりしたところもあって、サービスは相変わらず満足出来るものでした。
この時のチーフパーサーは2月の初めに伊丹往復をファーストクラスでした時と同じ人、お互いに覚えていて、顔を合わせるや・・・、サービスも念入り、「旧JAL」流のこってりしたものでした。
これで2月は4回ファーストクラスに乗ったことになりますが、函館の割烹旅館若松の機内食メニュー、10日ごとに変わるので、伊丹の時とはかぶりませんでした。
でも今回は復路もファーストクラスなので、これはさすがに同じものが出ますが。
でも便によって(チーフによって?)、少しトレイのプレゼンテーションに違いがあるんですね。
僕が必ず頼む長命草ドリンクにマドラーが付いてたりなかったり、全員にあられミックスとドライ納豆が出されたり、アルコール頼む人だけだったり・・・。
イクラ茶碗蒸し、帆立丸煮、ジャガイモ、アスパラの小鉢。
台の物には蝦夷鮑コロッケ、鱈味噌幽庵焼き、烏賊内子焼き、サーモン巻、越冬牛蒡烏賊墨煮、蟹酢の物、八雲ポーク角煮。
北海道のふっくりんこの俵ご飯、味噌汁、デザートにはペイストリースナッフルスのプティショコラも添えられています。
JALファーストクラス機内食としては中くらいの出来という感じかな。
もちろん全然不味くありませんよ。
福岡に着くころには夜になっていて、窓からはきれいな夜景が見えています。
遠くに福岡タワーが見えたのでシャッターを押してみましたが、駄目、僕のカメラでは全然ちゃんと写りませんでした。