雨が降りそうかどうかでこの夜の予定をどうしよう、午後8時過ぎまで「ホテル・SOソフィテル・バンコク」のプールで待機したり、ネットの天気予報をしつこくチェックしたりしていましたが、雨が降りそうな雲行きの割にはなかなか降ってこない・・・。
あまり遅くなり過ぎるとレストランの閉店時間もあるし、「雨は降らない」で考えていたコース決行と決め、タクシーに乗り込みました。
この日の夕食はチャオプラヤ川沿いのレストラン。
バンコクには無数のリバーサイド・レストランがありますが、この日行く「スティーブス・カフェ」(STEVE’S CAFE)は高過ぎない値段で人気の店と聞いています。。
そしてファランには圧倒的に人気あるレストランとも・・・。
本当はもう少し時間があれば、このレストランの前に最近出来た川沿いの高感度モール「ター・マハラート」(Tha Maharaj)にも行きたかったのですが、時間がなくて・・・。
やはり2泊3日は短いよぉ(泣)。
「ホテル・SOソフィテル・バンコク」からこのレストランはだいぶ距離がありますが、バンコクのローカル・タクシーならわずか80バーツ台。
バンコクのリバーサイド辺りは住所があってないようなもので、取りあえず住所が書いてあっても、タクシー運転手には??なことが多いよう・・・。
そこで僕はホテルのコンシェルジュに、レストラン前にあるという「ワット・テワラート・クンチョーン・ウォラウィハーン」の名前をしっかり示して、タクシー運転手にタイ語で念を押してもらいます。
もちろん途中にはこのお馴染みの辺りを通ります。
で、これが「ワット・テワラート・クンチョーン・ウォラウィハーン」のようです。
300年以上の歴史を持つ寺院だそうですが、改修工事によってほとんど新築に近い状態に生まれ変わっています。
この奥にあるというリバーサイド・レストランですから、取りあえず川と思う方向へ、奥へ奥へと歩いていきます。
夜なので人通りはほぼ皆無、ちょっと心細くもなりますが、この辺りから川の臭いがかすかに・・・。
実はここの寺院には「ゴールデンチーク博物館」という美しいチーク材のみで作られた邸宅もあるんです。
推定築年数は480年と。
出来ればこれも見たかった・・・、雨の具合を心配しながらホテルでぐずぐずしていて、出だしが遅れたので、これは仕方ありませんね。
で、うろうろしながらこの小路かも?と覗き込むと、あ、ありました「スティーブス・カフェ」。
これは案内なしに来るのは、ちょっと難しそうな店です
レストランは本当に川沿いに・・・。
靴を脱いで上がるシステムです
窓からは「ワットアルン」前のレストランのようにライトアップされた名刹が見えるわけでもなく、暗い川と、対岸の灯り、そして時々通るボートのライトだけが・・・。
でも、こぎれいな内装と、ノスタルジックに流れる古いアメリカン・ポップス、英語に堪能なスタッフたち、時間的にかあまり混んでない店内、これは意外にも居心地良かも、リラックス出来そうです。
川沿いということで、風があるわけではないのですが、少し涼しい気も・・・。
気になったかすかな川の臭いも、すぐに慣れてしまって、気にならなくなります。
メニューは写真、英語、値段付きで分かりやすく、かなり多くのシーフードメニューが揃っていて、中にはロブスターなどの超高価なものも。
僕は前菜にレモングラスのサラダというものを・・・。
これに海老が入っているものなどよくありますが、ここのは海老無し。
名前となっている生のレモングラスは本当に美味しくて、他のタイ・ハーブと一緒に(かなり辛い)、チャップルーの葉に包んで食べます。
僕にはとてつもなくタイ~~~~って味で、もう止まりません。
通常2~3人前でしょうが、ほぼ全部1人で・・・。
2皿めはクンオップウンセン。
ここのは大き目の海老が入っているところが観光客向けでしょう。
味は実に標準的なもので、これまた僕がタイを初めて訪れたウン十年前から、ずっと訪泰ごとに食べている料理。
春雨の具合がべチャットしてて好みじゃないなど、店によって多少の差もありますが、余りはずれのないメニューと言えます。
ここも1皿の量が1人客には多いので、この辺りで打ち止め。
満腹になってからも、しばらくはこのリバーサイドの席でゆったり。
料理は評判ほどには・・・でしたが、やっぱり川沿いって特別の雰囲気がありますね。
2ドリンクと料理2皿+チップで700バーツでした。
その後はスクンヴィットまで戻り、知る人は知るこの繁華街を横目に・・・
そう、横目にですよ(笑)、ソイ23を奥に進み、立ち並んでいるマッサージ屋で、いつも行くところに。
この辺りのマッサージには少し妖しい店もあるので、それはユーザーのお好みで(笑)。
マッサージの後は元気 再び↑ ↑、バンコク2日目もまた夜の街に旅立っていきました。
そして、ホテルに戻り、円形バスで入浴。
明日はもう日本に帰らなくちゃ、楽しいことはあっという間だなぁ。