フォーシーズンズホテル京都

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新聞は震災報道一色なので、ここでは少し違う話題を・・・。
「フォーシーズンズホテル京都」オープンのお話です。
この超高級ホテルチェーンの京都進出はかねてから噂されていましたが、シンガポールの不動産投資会社「パシフィックスター」がついに2014年2月の「京都」開業を発表しました。
場所は清水寺や三十三間堂などの観光名所から徒歩圏内、京都に詳しい人なら平安時代に平重盛が造ったとされる「積翠園(しゃくすいえん)」があるところと言ったら分かりやすいでしょうか。
つまり「ハイアットリージェンシー京都」にも近い、観光には絶好の場所にオープンとのことです。
「積翠園」?うん?
と思われた方は、相当の京都通か、あるいは病院関係者です。
「昔の専売公社病院のとこ?」は京都通か地元民、「武田病院?」は医療関係者の反応でしょう。
何と今回のホテル、この名園「積翠園」を借景に、旅館風の低層の作り(地下1階・地上4階建てで、約200室の予定だそう)となり、隣接するこの地のオーナー「東山武田病院」を中核に京都府内で10か所の病院を展開する「武田病院グループ」と提携。
(お隣の「妙法院」もオーナーかもですが・・・)
宿泊者向けの先端医療や健康診断サービスを展開する、そう、「メディカルツーリズム」の旗振り役ともなりそうな、日本には新形態のホテルになるようです。
写真は「積翠園」の物を、「武田病院」のウェブからお借りしてきました。
(http://www.takedahp.or.jp/higashiyama/about/syakusui/index.php)
設立約40年ちょっとで急速に病院を大きくしたこの病院グループ、今度はホテルとコラボと更なる飛躍を遂げるようです。
幕張の「ホテルフランクス」が、これまた千葉の超有名病院「亀田病院」所有だった(過去形)ことはもう覚えている方も少ないでしょうが、あの時代には失敗した医療とホテルの融合が、京都という土地でラグジャリーに花開くでしょうか。
ホテルファンには今後の進展が見逃せないニュースです。

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