僕の参加した「ジョホールバール観光ツアーとマレー料理」というツアー、全体的には「マレーシア的なるもの」をてっとり早く体験、そしてお土産を買うというツアーでした。
これで99シンガポール・ドルは僕にはちょっと・・・。
マレー料理と言うよりはマレーシアで良く食べられている料理のバフェ・ランチの後は、またシンガポールに戻ります。
マレーシアのイミグレーションを出て撮影が可能になったところで、写真を・・・。
午後1時半ごろですが、道はかなり混んでいました。
で、この白い管は?
実はこの管でマレーシアからシンガポールに水が送られているのです。
川や湖の少ないシンガポールでは、生活・工業用水に必要な量の約半分を海峡を挟むジョホール州からのこのパイプライン供給に頼っていて、毎日平均数億ガロンというとんでもない量の水を買っているのです。
だから必ずしも良好とはいえない両国の間で水の値段を巡って喧嘩沙汰になることもあったし、シンガポールが最新ハイテクを駆使して海水の淡水化プラントに躍起となっているわけです。
その脇を「マレー鉄道」が・・・。
マレーシアを縦断する、つまりマレー半島南部にめぐらされた鉄道路線網。
このジョホール海峡を横断する「土手道」も何と1919年から建設が開始され、その頃に鉄道も敷設されたそうです。
タイのバンコクとシンガポールを結ぶ「イースタン&オリエンタル・エクスプレス」 (E&O)もここを通るのです。
http://www.orient-express.com/web/eoe/japanese-train-eastern-oriental-express.jsp
僕ら夫婦がE&Oに乗ったのはもうだいぶ前、このブログの前のブログを始める更に前だったかと思います。
後で写真を探し出せたら、この後に何枚か貼りますね。