早朝にシンガポールに着く便でシンガポールに来たshackinbaby、運良くホテルにチェックインは出来たものの、万が一午後までチェックイン出来ない時用に予約を入れておいた「ジョホールバール観光ツアーとマレー料理」という観光ツアーでマレーシアのジョホールバルへ。
その最初の下車観光がこの「アブ・バカールモスク」でした。
「アブ・バカール」とはジョホールバルがあるジョホール州のサルタンの名前。
そうそう、ここでジョホールバルのことをもう少し書いておきますね。
サッカー日本代表がFIFAワールドカップ本戦初出場を決めたあの「ジョホールバルの歓喜」のジョホールバル。
僕が通ってきたようにジョホール海峡を挟んてシンガポールの対岸に位置していて、ジョホール州の州都、マレーシアではクアラルンプールに次ぐ第2の都市です。
人口は約85万人の町、中国語では「新山」と書くそうです。
宗教的にはほとんどの人がイスラム教、なのでこうしたモスクが町のいたるところに建っています。
(僕らはイスラム教徒ではないので、中には入れません。外観を見るだけです)
ジョホール水道沿い(対岸に見えるのはシンガポールです)の小高い丘の上に建つこのモスクは、ジョホールバルの人々曰く「マレーシアで一番美しいモスク」と・・・。
僕もそれに賛同です。
「マレーシアで一番」かどうかは、マレーシア経験の少ない僕には??ですが、「美しい」という意味では実に「美しい」建築物です。
乳白色の壁や青の丸屋根が周りの緑や青空に良く調和、その繊細な建築様式は女性的な雰囲気もあり、いわゆる異国情緒を最高にかきたててくれます。
本当にどこから見てもきれいでした。
同じイスラムのモスクでもどこか他の国とは違ったコロニアルな優美さが加味されているような気もしました。
これはシンガポールでも見たことのある「ベニヤシ」という茎の部分が赤くなる植物、赤竹ともいうそうです。
華人は赤が縁起の良い色なためこのベニヤシをとても好むと、帰国してからうちの奥さんにこの写真を見せると、このベニヤシ、風水グッズとしても有名なんだそうです。
ぐるっと一回りして、またバスへ・・・。
僕ら以外には誰もいなくて、これでコーランでも流れていたら、もう雰囲気最高だったでしょう。