ホノルル薫風晴天 (18) ディープなチャイナタウン

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「インディゴ」でパシフィックリム・スタイルの野菜中心のバフェを食べた後、うちの奥さん達はチャイナタウンもしっかり見てから帰ろうと、ネットからプリントアウトした地図を片手に、時間の許す限りチャイナタウンをうろついたそうです。

道の両側に中国らしい獅子像などはありますが、チャイナタウンにしては緑豊かなのがさすがハワイ、他の町のチャイナタウンとは大違いです。
奥さんによると、この辺りのアジア人顔比率は半端ないものだったと・・・。
1852年、初めて中国からの移民が砂糖きびやパイナップル・プランテーションの契約労働者としてハワイに到着。
1880年までには、中国人の数は25000人にも増え、これは当時のハワイの総人口の2割以上にあたり、アメリカで1882年、中国人移民の流入を阻止する「中国人排斥法」が成立したのをうけ、ハワイがアメリカの準州になった1900年以降は、ハワイでも同法が施行されたそうです。
それでもチャイナタウンが最も栄えたのは1930年代、1940年代には酒場や売春窟の並ぶミリタリーの歓楽街となり、戦後は更にそのいかがわしさを増し、ドラッグ・ディーラーやホームレスもたむろする荒廃したエリアに・・・。
しかし今世紀に入るころからホノルル市・警察・地元の努力で「エキゾチックな観光スポット」としての整備がなされ、今ではうちの奥さんのような女性2人組でも(特に昼間なら)安心して歩けるエリアになったのです。

そうは言ってもここは名にし負うチャイナタウン、ちょっと路地に入ると、こんなにディープな世界が広がっています。
本当にここがハワイ?という風景です。
生鮮食料品店もたくさんあります。
面白いのはバナナ、必ずこうしたぶら下げ方をして並べられています。
これはチャイナタウンの中でも一番古い歴史を持つマーケットの「オアフ・マーケット」。

1904年から続くこの食材市場は、場所も分かりやすく、チャイナタウン観光のハイライトのひとつ。

いかにもチャイナタウンな豚の頭や・・・
鶏の丸焼き、臓物から、イキのいい魚介類まで、まるで東南アジアの市場を見るようです。
ただここの注意は時間、奥さんが行った午後2時頃にはもう店じまいする店がほとんどだったということです。
次の「マウナケア・マーケットプレイス」もまたこのエリアの「マスト・シー」(MUST SEE)な場所。
食べ物から雑貨、アクセサリー、家具、アパレル、何でもあり・・・これぞチャイナタウン・コンプレックスといったマーケットです。

フードコートはどう考えてもここがハワイとは思えない雰囲気、値段もかなり安いので、僕なら絶対ここ試してますね(笑)。

この後、奥さん達はとんでもないところに・・・。

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