マリーナベイサンズ (1) チェックインから部屋に

スポンサーリンク

「ヒルトン・シンガポール」はダイモンド・メンバー特典で午後4時までのレイトチェックアウトが可能。
でも午後2時前にはホテルに戻りシャワーを浴びて、午後2時15分、チェックアウトしました。
支払額はAWARD宿泊だったのでゼロ、それでもヒルトンHオナーズのサマリーには宿泊回数1回が計上され、現在行われている第2四半期のボーナス・ポイント(grand nights offer)まで付いちゃってましたから、ヒルトンは太っ腹です(笑)。
で、僕が次に行くのは、ここ。
噂の「マリーナ・ベイ・サンズ」(MARINA BAY SANDS)です。
ラスヴェガスのサンズ社が開発したカジノ付きのメガ・リゾートで、去年の7月23日に開業したばかり、それでももうシンガポールを代表する観光名所になっているというすごいところ。
2560室もあるホテル、12万平方メートルのコンベンション・センター、多数のレストランを含むショッピング・モール、美術館、シアター({ライオン・キング」が上演中)、グラス・パビリオン、500台のテーブルと1600台を超えるスロットマシーンが並ぶカジノなどを擁する、とても一日では見きれない・遊びきれない大スケールのリゾートです。
3つのホテル棟の屋上を繋ぐ人気沸騰の「サンズスカイパーク」(SANDS SKY PARK)は水平方向に340メートルの長さを誇り、3900人が収容可能、全長150メートルのプールまで備えられています。
日本には絶対出来そうもない、人々の度肝を抜く発想、デザイン、コンセプトのリゾートです。
僕はオープン前にここに来ていて(ソフトオープン時)、その時のことは去年の6月の中旬、ここに「シンガは仕事だよ」の(4)(5)として詳しく書きました。
それからたったの9か月、今やホテル前の車寄せにはひっきりなしに複数台の車が到着、チェックイン・カウンターに至っては15~6人の人が対応するという大盛況振り。
それでもチェックイン待ちの行列が短くありません。
当然、アジアの高級ホテルのしっとりとした上品で至れり尽くせり系のチェックインではなく、機能的でテキパキとしたアメリカの巨大ホテル・スタイルのそれが展開されます。
ロビーでの優雅な演奏もかき消す声高な中国語の嬌声など相当なざわつきは感じるロビーですが、高い天井のもたらす開放感のせいか、不快というよりは軽い高揚感に包まれる雰囲気と言っても良いかもしれません。

チェックインは英語、「日本語の出来る人はいませんか?」と聞けば出来る人を探すなど対応はしてくれるでしょう。
日本人の男性スタッフが一人いますし、日本語の出来る人もホテル内には数人いるようです。
ただ「日本語専用ダイアル」などは無いし、日本人ゲストリレーションもいませんので、英語は出来たほうが滞在がスムーズになります。
とにかくわさわさした雰囲気の中でのチェックイン、早口で沢山のことを説明されます。
部屋への案内はなく、自分で部屋に行きます。

2560室という巨大ホテルなのでレセプション・カウンターも複数あります。
個人客はメイン・エントランス右の僕のチェックインしたカウンターですが、カジノの常連客などを対象にした豪華なVIPチェックインの部屋も左側にありますし、ここから一番奥まで歩いたタワー3には主に団体専用のカウンターもあります。
僕の部屋はタワー2、個人客はタワー1か2のようです。
(この辺は厳密には?です。ウェブにも記載はないですし、ホテルの人も詳しくは教えてくれません)

これはタワー2から見た、お隣のタワー1。
(外観から分かるように、このホテルには3つのタワーがあって、屋上57階の「スカイパーク」で繋がっています)
ここの部屋カテゴリーは、基本的に高層階ほど良い部屋というポリシーです。
22階以下はアトリウム・ルームと呼ばれ、それ以上(乗るエレベーターも違います)はホライズン・ルームとザ・クラブ・ルーム。
(もちろん他に各種のスイートもあります)
客室階の最上階は54階だと思いますが、たぶん50~54階は「PAIZA CLUB」(カジノクラブ)メンバーなど特別顧客用の部屋で、普通の個人客には49階が一番高い客室かと想像します。
(あくまで「想像」です、誰に聞いたわけでもないし書いてもありません、間違っていたらお許しを)
クラブ以外はそれぞれのカテゴリーの中に更にデラックス、プレミア、グランドなどの区分けが・・・。
グランドは広さが広そうですが、その他の部屋の差はウェブを見ても良く分かりません。
眺望でしょうか?
いかにもシンガポールらしいシティスカイライン・ビューの部屋か、シー・ビューか・・・。
値段がそれぞれすべて違うのですから、何らかの差はあるのでしょう。
詳しくその差を書いていないホテルのウェブはちょっと不親切です。
はっきり言うと、このホテルは新しいだけで、まだ見た目はとてもきれいですが、客室などの造りは全然凝っていません。
フロア構成もすごくシンプルです。
部屋のインテリアやファシリティの差もそんなにはないようにウェブからは見えます。
なので、このホテルでカテゴリーの他に希望しておくべきは、高層階でマーライオン側のシティスカイライン・ビューの部屋ということになると思います。
(海の眺めが好きという人以外は・・・です)h=”640″ height=”480″/>
僕の部屋は37階、エレベーターはキーホールにカードキーを差し込んで動くタイプです。
ドアを開けます。

あ、広~い。
50平米台後半くらいはあるでしょう。
とにかく新しいので、どこもきれい。
でも良~く見ると部屋の造りに工夫を凝らしているところは少なく、質感も思ったほどではありません。
サンズ社の考えるホテルの部屋、すごくアメリカっぽいって感じる部屋です。

ランプのボタンはもう壊れていました(笑)。

ベッドやリネン類はまずまずなもの、寝心地は悪くありません。
鏡は多用されています。
カーテンはダブル・カーテン、電動で動きます。
窓は床から天井までのフルハイト・ウィンドー。
せっかくなので隅から隅までカーテンが開けばもっと良い眺望になるでしょうに・・・。
窓の外もちょっと邪魔な板(透明ではありますが・・・)が出ていたり・・・これは建築上必要なものだったのでしょうか。

ワークデスクはしっかりしたもの、ブローシャなどまだとてもきれいです。
奥の蓋を開けると電源コンセントが複数現れます。。
改めて窓の方から部屋を見てみると・・・
こんな感じです。
広くてゆとりのある部屋なことはお分かり頂けると思います。
テレビはNHKも映ります。
アーモアの中は・・・。

冷蔵庫は動かすと自動的に課金されるアメリカン・タイプ。
紅茶などの無料アメニティはシンガポールの「TWG」ブランドで揃えられていました。
           以下は、次回に

追記(4月18日)
部屋カテゴリーについて、もう少し詳しいことが分かりました。
アトリウム・ルームとホライズン・ルームの違いは階数のみ。
アトリウム 2~22階
ホライズン 24~54階 (23階は部屋なし)
クラブルーム 34~49階
となるそうです。
ほぼ僕の想像通り、クラブの階数設定だけが初耳でした。
デラックス・プレミア・グランドの区分けはやはり広さで、それぞれ35平米、47平米、60平米だそうです。
部屋の向きはすべてリクエスト・ベースで指定は不可・・・というのは悩ましいですね。
で、更に一番値段の安いデラックスのカテゴリーはアトリウムにしてもホライズンにしても「タワーー3」になってしまい、バスタブがない部屋だとのことです。

ちなみに今日の投稿で、このブログに書いた文章が3000件を越しました。
本当に良くも書きに書いたもので、まさかここまで続くとは自分でも思っていませんでした。
これもひとえに皆様のおかげです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

                  shackinbaby

タイトルとURLをコピーしました