マンダリンオリエンタルホテル・バンコク (8) 最高に気持ち良い夕暮れの「テラスリンナーム」

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「マンダリンオリエンタルホテル・バンコク」に宿泊中、対岸の「オリエンタル・スパ」で至福とよく評される贅沢な時間(本心からそう思えなかったのは、値段をつい考えてしまう僕の貧乏性の故です)を過ごした後は、「テラス・リンナーム」で暮れゆくチャオプラヤ川を眺めながらの夕食です。

これが「テラス・リンナーム」の全景。
素晴らしいロケーションでしょう?
オリエンタル、ステイト・タワー、シャングリ・ラ・・・川沿いの豪華ホテル・高層ビルが一望の下です。
時間は午後5時半過ぎ、夕暮れが少しづつ少しづつ近づいてきています。
灯りも一つ二つ、徐々に・・・。
ここは名前からお分かりの様に、日本人観光客にも大人気の「サラリンナーム」のテラス部分。
「サラリンナーム」はこちら。
昼はタイ料理のバフェ、夜は午後7時からタイ料理のセット・ディナーが出され、午後8時15分からは売り物のタイ古典舞踏のショウが始まります。

でも、僕は昔にそのショウを見たことがあるし、僕の今日の気分はこの川沿いのトワイライトを楽しみ尽くすこと。
この時期のこの時間のテラスは気候的にも最高。
なので僕には「暮れてゆくチャオプラヤ川」が刻々と見られる午後6時から7時までが勝負なのです。

ここのメニューはタイ料理のアラカルトのみですが実にヴァラエティ溢れたもの、メニューブックも分厚く、代表的な料理にひねりを加えたものが一杯、選ぶのになかなか苦労するほどです。
まずは飲み物に続いて、アペタイザーにはトムヤム風味のムール貝を・・・。
レモングラス、こぶみかん、生姜などがフレンチ・ベルギーの味をすっかりタイに変えてくれています。

このテラスのオープン時間は午後5時からということになっているのですが、ほとんどの予約は午後7時以降に入っているよう。
つまり辺りがすっかり暗くなってから・・・でも、先ほども書いたように僕はそれでは嫌なのです。
何度も書きますが、暮れてゆく午後6時台をここで過ごしたいのです。
スパに行く前、つまり午後4時ちょっと前位に通りがかりにコンシェルジュにここの予約を頼むと、何と今夜は満席と・・・。
えっ?本当?
実際に午後7時半過ぎには満席近くにはなりましたが、7時少し前まで客は僕だけでした。
つまり予約が午後8時であっても、そのテーブルはそれ以前の時間には他の予約を入れないようにしているようなのです。
更にコンシェルジェに食い下がって、「午後8時までに席を開ければ予約OK」との返事をもらって、ここに来たのですが・・・ご覧の通り。
全スタッフが揃うのも午後7時過ぎからのようで、食事の途中になって愛想の良い黒服のメートル・ドテルが挨拶にやってきます。
「8時までに席を開ける」という僕の予約のことを話すと、「大丈夫です、どうぞお好きなだけここでくつろいでください」と・・・。
客である僕を立てての言葉でしょうけど、何だかね・・・。
周囲は少しづつ暗くなって、点く灯りの数がどんどん増えていきます。
ホテルの渡し船に乗っている人の数も多くなり、この対岸の「サラリンナーム」、「テラス・リンナーム」そして「オリエンタル・スパ」に華やかな時間が訪れます。
ホテルにも沢山の明かりが点き、ホテル側のリバーサードも賑やかになっているのが雰囲気で分かります。

バンコクに始めて来た頃に感じた川の「臭い」は、近年はほとんど無くなってきている気がします。
行き来するホテルの渡し船、大型の遊覧船、通勤の地元客を乗せた小型船・・・刻々と暗さを増してゆく川の景色を見ているだけでも、全然飽きることはありません。
メインの料理がやってきました。
テーブル上の明かりが、小さなランプだけなので、こんな写真になってしまってすみません。
見えますか?

僕の好きなプーニム(ソフトシェルクラブ)のタイ・カレー絡めです。
味は文句なし、蟹の揚げ方が最高だし、絡めてあるカレーもタイらしさを十分に残しながら外国人に充分受け入れられる洗練さも加味してあります。
プーニムは一にも二にも「揚げ方」ですね。
あぁ、美味しかった。
ここで止めておけば良かったのですが、メートル・ドテルの「これを食べずに終わりにして良いのですか?」と悪戯っぽくウィンクされると、「あ、お願いします」と・・・。
僕は本当に意志が弱い(笑)。
「マンダリンオリエンタルホテル・バンコク」のタイ・デザートを代表する「カオニヤオ・マムアン」です。

このホテルでこれを食べるのはもう数回目、タイならどこででも食べられる本当に「普通のデザート」ですが、ここの「カオニヤオ・マムアン」はいつ食べても「特別」なんです。
それは使われているマンゴの上質さともち米の絶妙な炊き方の故ですが、マンゴの時期じゃない時にもこの質を保って提供されているのは、更に凄いことだと思っています。
お値段はもちろんそれなり(これで総額1200バーツくらい)ですが、食べて美味しいだけじゃなくて、この暮れゆくリバーサードの雰囲気を満喫出来るおまけがあるんですから、この値段は高くないと思っています。

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