ルアンパバーン弾丸 (20) ルアンパバーン散策 ~ 国立博物館

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「ワット・シェントーン」の見学を終わって外に出てくると、そこにはまた「アマンサラ」のトゥクトゥクが待機中。
時間をロスすることなく、ツアーは滞りなく進んでいきます。
次の目的地は「ルアンパバーン国立博物館」。
かつて王宮だった建物を利用して、王朝時代の歴史を展示した博物館。
そこに行く前にこんな典型的なラオス式の木製高床住居も見学。
そして近くの僧坊も・・・。
干してあるオレンジ色の衣に、お坊さんの普段の生活が見えたりしています。
それにしてもこの色、本当にインパクトのある色ですね。
お坊さんによって、というか寺によって、このオレンジの色も黄色味が強かったり赤味が入っていたり、微妙に違うんです。

で、ここが「ルアンパバーン国立博物館」(旧王宮)。
壮大なファサードですね。

この建物は1909年に、シーサワンウォン国王とその家族のための住居として建造。
当時はフランスがラオス全土を植民地化してたわけですが、ここルアンパバーンだけは「保護領」として形式上の王政が持続。
フランスは、傀儡にもかかわらず、ラオスの王様を保護しているということを国民に印象付けるために、この建物を壮大に設計したと、ガイドは説明していました。
これはエントランス右にある仏像を収めた祠。
ものすごいキンキラぶりです。
反対側の向かって左には会議場。
その手前に建っているのがシーサワンウォン国王の銅像。
ここではラオスの伝統舞踊のショーなども、夕方行われていると・・・。
で、肝心の博物館、実はここ、完全撮影禁止なのです。
なので、僕の目でしっかり見てくるしかありません。
中は広大で、伝統的なラオス様式とフランス風なるものの折衷。
さすが王様の住居だっただけのことはある豪華さでした。
儀式の間、王の接見部屋、謁見の間、王様の書斎、王妃の間、子供部屋、食堂(カトラリーはフランス製)・・・。
豪華さを堪能して外に出てくると、こんな景色。
つまり博物館の中から、入ってきたエントランス方向を見ています。
今度は写真奥に見えかけている「プーシーの丘」という小高い山に登って、ルアンパバーンを眼下に見ようというのです。

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