僕の乗るJAL707便は夕方の午後6時5分の成田発。
往路はアップグレードポイントを使ってのアップグレード。
767-300の30席しかないビジネスクラス、当日は1席のみを残しての満席で、その1席が僕のお隣。
つまり僕はビジネスクラスで「隣席ブロック」状態、この旅、最初から縁起が良さそうです。
(ま、実際のところは「偶然」でしょうけどね)
後ろのほうを見るとエコノミーも相当に混んでいるよう、平日なのに・・・。
最近のJALの搭乗率の良さは本当にすごいです。
人気のバンコク線だからということもあるのでしょうが、ダウンサイズし過ぎているのかもしれません。
バンコクまではこの時期、飛行時間6時間40分。
これ以上長いと767-300では、隣席ブロックでもだんだん辛くなります・・・って、贅沢言い過ぎですかね。
サービスは良くも悪くもJALの上級クラスのそれ、人によっては重く感じるサービスかもしれません。
機内食は3種類からの選択、これはコンテンポラリー・フレンチという洋食です。
前菜に、越の鶏のバロティーヌ 玉葱とピクルスのレリッシュと共に、セロリのマリネ、自家製セミドライトマト、カラマタオリーブのアンサンブル、キングサーモンのマリネにずわい蟹肉、空豆のソテー、ライムの香るソースを添えての3種盛り。
メイン・ディッシュには特選A4黒毛和牛フィレ肉のステーキ ハーブの香る赤ワインソース。
ステーキはソースと「和の藻塩」両方で楽しめます。
(今回の肉はなかなかの質、焼き具合でした)
それにフレッシュサラダ シーザードレッシング添え、南魚沼産コシヒカリの炊きたてご飯か、「メゾンカイザー」のパンに北海道産手作りバターが付きます。
全体に悪くない機内食、いや美味しいとすら言える機内食だったかもしれません。
デザートは国産チーズの盛り合わせと、苺のプロフィトロールに自家製バニラアイスクリーム チョコレートソースを添えて、です。
チーズの方は言わないと出てきません、ご注意を。
味噌を塗ったチーズが美味しかった・・・。
バンコク到着1時間前には軽食が出ます。
「ジャン・ポール・エヴァン」のチョコレートはバー・カウンターに置いてありました。
一箱だけぽつんと置いてあるので、ちょっと寂しい感じ、大々的には宣伝していないようでした。
到着前には「プレミアムレーン」のパスが配られます。
最近のスワンナプーム空港はイミグレが激混みとのこと、これは嬉しい特典です。
「プレミアムレーン」はパスの色と同じ、このゲートから。
通常のイミグレーションの右にあります。
エアライン・クルーや外交官などのレーン、ここは通常レーンとは雲泥の差、ほぼ待ち無しのスイスイさです。
預け荷物もなく、両替の必要もない(タイ・バーツの現金を持っている)僕は、何と降機後15分でイミグレ通過、約25分後にはタクシーに・・・という超スピード。
これはスワンナプーム通関最短記録になりそうなくらいの早さです。
僕の乗ったタクシーは、何も言わずともハイウェイを「使わず」に目的ホテルに・・・。
今回は明日早朝までの数時間を過ごすだけのホテル・ステイ、一泊5000円くらいのホテルにしたのです。
ホテル名から「この客は安い方が良いのかな」とこのドライバーが考えてハイウェイを行かなかったとしたら、この人、超優秀です(笑)。
暗いので分りづらいですが、この車、ミラー周辺にものすごくたくさんの仏像などのフィギュアがぶら下がってているんです。
前が見えにくいほど・・・これ、ちょっと怖かった(笑)。
さて、一泊5000円のホテル、一体どんなホテルなんでしょう。