仕事ついでの香港・マカオ (19) マカオの夜景

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僕の泊まっているコタイ地区の「コンラッド・マカオ・コタイ・セントラル」から、バスを乗り継ぐ形でやってきた「ウィン・マカオ」(WYNN MACAO、永利澳門)前。

僕が前回マカオに来た時に泊まったホテルです。
(上の写真、右側の建物)
2002年、マカオ政府がこれまでスタンレー・ホーというカジノ王に独占させてきたマカオのカジノ経営権を国際入札とし、その結果、アメリカの「ウィン・リゾーツ(永利渡暇村)」社と香港系の「ギャラクシー・カジノ(銀河娯楽場)」社にもカジノを開放したのが、近年のマカオの隆盛のきっかけ。
これを受けて、「ウィン・リゾーツ」社のオウナーで「ラスベガスを変えた男」と呼ばれるスティーブ・ウィンがプロデュースして、ラスベガスの「ウィン・ラスベガス」のマカオ版として2006年の9月にオープンしたのがこのカジノ・ホテル。
このホテルの正面玄関前には大きな噴水があって、時間になるとラスベガスの「ベラージオ」のミニチュアのような噴水ショーが行われるのですが、この日はその気配がありません。
どうやらメンテナンスで噴水は休止中のようです。
ちょっと残念。
でもホテル前の緑の植え込みの多い公園のようになった部分では人々が思い思いにくつろいでいて、そこからはマカオ・タワーやタイパ島に渡る橋が見えたりもしていました。
眼を反対側にやると、そこはマカオが最もマカオらしいネオン・ギラギラのところ。
カジノ・ホテルが林立している地区が目の前です。
「ホテル・リスボア」(葡京酒店)、「グランド・リスボア」(新葡京酒店)、「MGMグランド・マカオ・ホテル」(澳門美高梅金殿酒店)、「スター・ワールド・ホテル」(澳門星際酒店)、「ラルク・ホテル・マカオ」(澳門凱旋門酒店)、「マカオ・グランド・エンペラー・ホテル」(澳門英皇娯楽酒店)・・・。

中でも圧倒的なインパクトを与えてくれるのが「グランド・リスボア」。
その奇抜な外見と圧倒的な光量とチカチカ感で、ついついカメラのシャッターを押してしまいます。
町のこの辺りはどこもきれいで清潔そう、大昔感じたある種のいかがわしさなど微塵も感じません。
深夜になっても相当に安全な感じです。
わずかにこの「押」の字の店が並んでいるところだけが、他の町並みと違って見えるくらいでしょうか。
「押」は日本語でいえば質屋のことです。

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