多謝、香港 (8) 「何洪記」で夜食

スポンサーリンク

「コンラッド香港」にチェックインするも、すぐに飛び出します。
機内で買ったトラベルパスを使って、MTR金鐘駅から銅鑼灣駅へ・・・。
そのF2出口を出ると目指す「ハイサンプレイス」(希慎廣場)です。
この「リーガーデン」 (利園)系列の最新ショッピングモール、午後10時近くになろうとしているのにほとんどの店は開いていて、人もものすごい数。
この活気は東京にもないものですね、すごい。
まずはここに来た最大の用事、あるもの(実は本です)を無事買い、後はこのショッピングモールをぶらぶら見て回ります。
ひときわ混んでいたのが11階や12階にあるレストラン街、そこで見つけたのが何と「何洪記」!
えっ、あの「何洪記」?
今はこんなになっちゃった?
それとも同名の別の店?

入口近くにいた男性(マネージャーだそうです)に聞くと、昔からある「何洪記」で今はリニューアルしてここにあるんだと・・・。
僕、かなり昔、ここで「豚足の煮こみ入り麺 」を食べたことがあります。
ガイドブックにだって載っていたような・・・。
そういえば、最近はその名前もあまり聞きませんでしたが、そうでしたか、ここに・・・。
それにしても何という昔の店との違い。
店内はエメラルドグリーン、大理石、白、金の四色で統一、壁には牡丹のパターンが大きく飾られたりしています。
1947年創業の老舗がモダンにゴージャスに超リニューアルです。
ま、その分、値段も少し上がり、お茶代も、サービス料も取られるようにはなりましたが・・・。

メニューはかなり立派なもの、麺も粥も点心もあります。
僕は「この店といったらこれ」の昔懐かしい「巧製南乳猪手麺」(豚足の煮込み入り麺)を・・・。
あっという間に出てきますが、これがやはり美味しかった。
口の中で融けていくかのような柔らかな豚足の煮込み方と、八角などの秘伝のたれでの味付けも昔のイメージのまま、このタイプの麺では僕にはここのが一番美味しいように感じます。
唯一不満はこれで総計HK$61にもなることで、昔に比べて高~い(笑)。
香港の麺は一椀が本当に少ないから、日本に比べてもこの値段は結構高いと思いますが、味はそういうことで昔のままでした。
店は11時閉店とのことでしたが、10時半くらいからは新規の入店を断っていたようです。

タイトルとURLをコピーしました