海雲台の海岸散歩から戻り、「パークハイアット釜山」のビジネスセンターでネット・サーフィン(死語?)。
そして午前10時過ぎ、ホテルをチェックアウトします。
お世話になりました、このホテル。
デザイン的にもなかなか良いホテルだったと思いますよ、さすが「パーク」ブランド。
30階のレセプションから1階ロビーに下りてくると、あ、そうだ、1階の光る椅子奥にあるパティスリーとイートイン・コーナーを写真撮るのを忘れているのに気が付きました。
ここもホテル全体のデザインに沿って、実にスタイリッシュかつお洒落に作られています。
良い感じでしょう?
この近くは何度も通りましたが、ここにお客がいるのを見たことがありません。
いつもとても静か。
逆にこれだけ人がいないと、ここで一人静かにお茶&ケーキも良いかもしれません。
ショーウィンドーには、本当にきれいにスイーツが並んでいます。
どれも美味しそう。
でも、ま、何も釜山でこれを食べなくてもと思ったことも確かです。
さて、ホテルをチェックアウトした後は、午後2時10分発のJAL958便に乗るために金海国際空港まで行くのですが、途中で前日雨で行けなかった「釜山タワー」に上ってみたいのです。
僕は釜山は初めてだし、何しろ高いところが好き(笑)、それにこの日は曇っているものの雨は降っていないので・・・。
「釜山ター」のある南浦洞の近くから前日は「パークハイアット釜山」までタクシーで来ました。
なのでこの日は地下鉄で・・・。
「パークハイアット釜山」から歩いて10分ちょっとの地下鉄2号線「冬柏」駅から乗車、「西面」駅で1号線に乗り換え、「南浦」駅で下ります。
所要時間は意外にかかって約1時間、乗り方そのものは特別なことはありません、
ソウルと基本的に同じです。
「南浦」駅⑦出口を出て「光復路」を進んでいくと、こんなエスカレーターが見えてきます。
「釜山タワー」のある「龍頭山公園」まで、このエスカレーターで簡単に上がれるのです。
ただし上りオンリー、降りてくる時は階段を下りてこなければいけません。
エスカレーターを数回乗換え少し歩くと、そこは「龍頭山公園」
エスカレーターの写真からも分かりの通り、この公園はやたらとお爺さんが多い・・・。
園内には花時計の他、市民の寄付を集めて作られたという「市民の鐘」や
韓国を代表する歴史的英雄「李舜臣」(イ・スンシン)の像などがあります。
「李舜臣」は豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め込んだ「文禄・慶長の役」の時の李氏朝鮮側の将軍。
さて、めざす「釜山タワー」は120mのこじんまりした塔、でも周囲には何も障害物がなさそうなので、曇り空とはいえ少しはその景色に期待ありです。
入場料は5000ウォン。
エレベーターで上に・・・。
わぁ、古い作りの展望台。
1973年の建造ということですから、これは仕方ないかも。
それに窓ガラスも決してきれいとはいえません。
一番上の「展望室」には人一人がやっと通れるくらいの狭い階段を上がってゆきます。
下の階と基本的には同じですが、ここには各方向に地名などの説明が付いています。
前日の雨に比べれば全然ましですが、もう少しクリアに見られたらなぁ、ついついそう思ってしまいます。
でも釜山てこういう街なんだぁ(地理上)がとてもよく分かって、ここに来て良かった・・・。
ん?「国際市場」?
あ、あれだ、屋根の形で分かります(写真中央)。
港町、釜山。
どういう訳が壁一面に?のマグネットが貼ってるコーナーがありました。
何か「釜山タワー」と関係あるんでしょうか?
単なる記念?
初めての街を高いところから360度見下ろしたいという僕の希望はかなったので、とにかく初めての街、そして空港、ここから空港までの時間も正確には読めないので、早めに下山します。
来る時とは違う道(階段)で下りたので、降りたところにある小さな地下商店街などを見て、すぐにタクシー乗車。
金海国際空港に向かってもらいます。
「キメ・コンハン、インターナショナル・トォミナル」で運転手には簡単に通じました。