うちの奥さん達は、「ナショナル・オーキッド・ガーデン」の中にある「タン・フーン・シアン・ミストハウス」で色とりどりの豪華な胡蝶蘭を見学した後、そのすぐ傍にある「クール・ハウス」(Cool House)というところに向かったそうです。
長いボードウォークの先には、ここの名前の通り・・・
標高の高い寒冷な森を再現した小屋が・・・蒸し暑い中をずっと歩いてきた身には天国のように感じるところだったそうです。
定期的に噴射される冷気の中に咲く高地の蘭は、小さくひっそりしたものが多かったと・・・。
園内を歩いていて、この「燃え立つ松明のような球状の花」発見!
これこそが「トーチジンジャー」(Torch Ginger)というマレーシアからインドネシア原産の花、この「ボタニックガーデン」のシンボル的存在で、これをモチーフにしたグッズも売られているそうです。
でもこれ、ジンジャー専門の「ジンジャー・ガーデン」にもなく、なかなかに見つけにくい花なんだとか・・・。
「見られて良かった」的の代表的な花だそうです。
これは「バーキル・ホール」(Burkill Hall)という建物、もともとは植物園長の住居だったらしいですが、今はイベントホールに・・・。
この日も受け付けの人が見えますね。
そのホールの裏に「VIPオーキッド・ガーデン」(VIP Orchid Garden)というところがあって、ここを訪れた世界のVIP達と彼らの名前を付けた新種の蘭が見られるそうです。
日本の天皇陛下の蘭、エリザベス女王の蘭、サッチャー元首相の蘭・・・でもうちの奥さんたちのお目当ては、これ。
雅子妃殿下のお名前の付いた蘭です。
白い気品のある蘭、夢中で写真を何枚も撮ってしまったそうです。
「バーキル・ホール」脇の東屋の前では、シンガポールの国花である「バンダ・ミス・ジョアキム」が見られます。
藤色の花弁にヴィヴィッドなピンクのリップが鮮やかな蘭ですね。
今度は原種の蘭が集められた「オーキダリウム」(Orchidarium)という場所。
交配の新種蘭が大輪な物がほとんどなのに対して、ここにある蘭は小ぶりなものばかりです。
でも、その可憐な繊細さには惹きつけられるものがある気がします。
調べてみると「アルンディナ・グラミニフォリア」という蘭だそうです。