成田空港第1ターミナル・グルメ (1) 唐朝刀削麺

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11月29日のここで「トリップアドバイザー」が発表した「口コミで選ぶ 日本の空港レストランランキング」というランキングを紹介しました。
その18位に入っていたのがこの店、成田空港第1ターミナルにある「唐朝刀削麺」の成田空港支店です。
僕は根っからの赤組人間、青組の牙城である第1ターミナルには滅多に行きません。
これは数か月前、海外VIP(僕らにとってのVIPという意味です)のお出迎えに出かけた時の写真。
ま、そんなことでもなければ、縁のある場所、そしてレストランではないので・・・。
店構えは大き目で目立ちます。
そして店内も空港内レストランとしては大きい方に入るのではないでしょうか。

「刀削麺」を前面に押し出した店名のインパクトで入ってみましたが、あれっ、店内には刀削麺の実演はないみたい・・・。
僕が台北や上海で食べたところはたいてい店頭で麺を削り茹でていたので、ここもてっきりそのスタイルかと・・・。
刀削麺の僕の典型的なイメージ。

メニューによるとここは西安をイメージした店、西安料理をメインにしていると・・・。
刀削麺を中心にいろいろな料理がおつまみ系から一品料理までいろいろ揃っていて、パーティーあるいは宴会状態にも対応できそうな感じです。
僕は一番ポピュラーそうなメニューの刀削麺・点心セット(1320円)というものを・・・。

刀削麺は麻辣麺、担担麺、酸辣麺、葱又焼麺、鶏肉麺、炒醤麺、野菜麺、排骨麺の8種類から選べます。
普通に考えれば、西安がテーマの店なら麻辣麺でしょうが、その時は辛いものという気分でもなかったので、醤油ベースの排骨麺で・・・。
(これだけ単品の値段が高かったので、お得かなという計算も・・・笑)
出てきた刀削麺はボリュームたっぷりです。
排骨は小さいながらも良く煮込まれて骨からの身離れも良いもの。
スープは西安らしく(?)スパイス使いが日本の通常の中華麺とは違い、五香粉の香りもしてエキゾチックな雰囲気です。

スープそのものは台湾や特に中国で食べたものより洗練されていて、粉っぽくもありません。
麺は太さ、長さが均一に近くて、刀で削る麺でよくこんな風に作れるものです。
麺はもちろん刀削麺の持ち味、もちもち感はしっかり出ています。
セットは焼売2個、棒状の餃子3本、それにふるふるの杏仁豆腐まで付きます。
点心の出来は普通、特別美味しくもなければ不味くもありません。
廟座は量端の口の開いたタイプ。
全体にボリュームたっぷりで、男性でも充分満足出来ますが、この値段がもう少しどうにかならないでしょうかね。
1000円を切るとこれはかなり嬉しいのですが、空港ということを考えると、これでも良心的な方になるんでしょうか。

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