ホテルを出てのブリュッセルの街歩きに、どんどん時間は過ぎて、とうとう午後は9時を過ぎてしまいました。
もう7時間もブリュッセルの中心部を歩き回っていることになります。
こうなると午後10時から始まるという「グラン・プラス」のフラワーカーペットのライトアップも見てから帰らねば、です。
夕食を取った「オザルム・ド・ブリュッセル」ではいつもより食事に時間をかけ、時間をきちんと調節してから午後10時ちょっと前に「グラン・プラス」まで移動。
「グラン・プラス」は昼間の倍以上の人出で、かなりな混雑になっていました。
僕が昼間上がった「市庁舎」のバルコニーも、まだオープンしているよう・・・。
でも、また上がるのは・・・、今度は上がらないで周りから花の絨毯を見てみましょう。
柵から乗り出すように、みんなライトアップの時間を待っています。
昼間見るのとはまた違って見えるフラワーカーペット。
周囲は歴史的建造物、ネオンなども一切なし、ほの暗さの中のフラワーカーペットはダーク・エレガントといった感じです。
前夜祭ではこの狭い広場に花火まで上がったそうですが・・・
あっ、始まるようです。
午後10時、何のアナウンスもなく、静かにライトアップと割と音響の良いムーディーな音楽が・・・。
激しいフラッシュなどない、本当に落ち着いたライトアップ・ショー。
音楽と相まって、エレガントなそれでいてちょっと特別なヨーロッパの夜ってイメージです。
ライトそのものは現代的な色調が多く、怪しい紫、クールなグリーンやブルー、時々派手な赤。
ショーは10分かせいぜい15分くらい、ショーが終わるとどっと疲れが・・・。
混雑の中、タクシー・スタンドまで行き、ホテルへ戻ります。
僕の長かった夏休み旅行5日目もそろそろ終わりです。