僕が泊まった「パークハイアットソウル」。
建物が複雑な形をしているので、同じカテゴリーでも部屋の形はいろいろです。
各階(多少は違うかもしれませんが)末尾番号06,08、09辺りの部屋が標準的な「パークデラックス」で、部屋の形はきれいな長方形、そして永東大路やテヘラン路が見下ろせるシティビューです。
そんな部屋のバスルーム・エリアを今度は見てみましょう。
まずトイレ(シャワートイレです)、次いで洗面所、そして一番奥にこれまた一面ガラス窓のバスルームという作り。
もちろん電動でカーテンはちゃんと閉まりますよ、ご心配なく。
洗面所の反対側はクローゼット。
前回書いたようにベッド側からも、この洗面所側からも開けられます。
両方開けて、洗面所側から見るとこんな感じ。
バスルーム。
初めてこのホテルに泊まった時には驚きました。
このすっぱり感、何の躊躇もなく上から下まですべて素通し。
更に、広くはないですが、リラクシング・チェアが置いてある客室の方までも素通しに作られているのです。
もちろんこれもカーテンは下ろせますが・・・。
今から9年も前に、よくもこんなバスルームを作ったものです。
ベイシンはシングル。
隠せるものは隠す、余りものを置き過ぎない、置いてあるものはあくまでもスタイリッシュに・・・、ハイアット・タッチです。
もちろん僕らがこの周りにあって欲しいと思うものは、すべて揃っています。
韓国のホテルには置いてないことの多い歯ブラシやシェーバーもありますし、マウスウォッシュもあります。
タオルも各種充分量。
ドライヤーは引出しの中です。
バス・アメニティは「イソップ」。
でもソープは「イソップ」じゃなかったような気がします。
もう一度すけすけのバスルームを見てみましょうか。
広めの洗い場エリアには日本風の木の椅子、その上にルーファー、バスソルトも・・・。
バスソルトは、ドレーンが詰まらないのでしょうか、シトラスやハーブの破片入りのやつでした。
バスタブはこの空間にはデザイン上実にすっぽりちょうど良く収まっていて、日本人好みに充分深ものなのですが、この形、角々が体に痛いというか、少しデザイン優先だった?気もします。
壁は「スーパーポテト」お得意の石作り、これはホテル内のいろいろな部分に使われているこのホテルのデザイン・モチーフの一つです。
この時期のハイアット・ホテルにはこのスタイル、ずいぶん使われました。
シャワーはハンドと頭上。
この時期としては早い方だった壁面埋め込みテレビも・・・。
ただこれ照度とか角度を調節出来ないので、昼間など陽の光で画面が見えにくいこともあります。
あとここのリモコン、専用のものがあるわけではなく、バスルーム側のメイン・スイッチを押してから、部屋のテレビ用のリモコンで調節するんです。
ここが説明がないと、ちょっと分かりずらい所です。
僕のようなシティー・ビュー・フェチには、すべてのカーテンを上げたままで、テレビや行き交う人、車を見ながらの入浴、これはこたえられませんでした。
カーテンをすべて開けておけば、部屋の方もこれくらい見えます。
僕一人なので誰に遠慮することもなく、この部屋はこのバスルームにすべてがあるほど、気持ち良かったです。