Hanoi 48 hours! ラ・ルラ

スポンサーリンク

1時間の足マッサージのあと、水上人形劇のチケット(一等席で4万ドン、280円くらい)を買い、僕の安宿に帰ります。
まだ昼前の11時半頃の話です。
帰るには、オペラ座の隣にあるヒルトンの前を通ります。
もう道は大体分かったので、タクシーなんて使いません。
実はタクシーというのもハノイ(いやベトナム全体でしょうが)では、かなり問題があるのです。
ぼる、ごまかす、不正メーター、チップの強要・・・・ホテル前などに待機し無線対応の「ハノイ・タクシー」(値段が少し高い、でも初乗り15000ドン、110円くらい)以外は相当なものです。
だからもう、歩けるところは歩きます。
ぼられたって(日本の物価からすれば)たかが知れているけど、そういうのって悔しいじゃないですか。
で、ヒルトンの前を通ったので、ためしに「今日の予約入れてあるけど、もうチェックインできる?」と聞いてみると、チェックアウト時間相当前なのにOKと。
わずか4日前に香港のホテルから転職してきたばかりという日本人ゲストリレーションの方も出てこられて、エグゼクティブ・フロアのレセプション・カウンターでドリンクを飲みながらチェックイン。
女性スタッフは皆さん、ブルーのアイザイを着ています。
今回はヒルトンのアワードのしかも「ポイント・ストレッチャー」という特別期間中の無料予約にもかかわらず、6階建ての5階と6階をしめるエグセクティブ・フロアの広めの部屋をアサインしてくれました。
ところが「広め」というのは、オペラ座に向かって弧を描いている外側のほうの部屋、すなわちオペラ座ビューではなくて、なんてことのないシティービューの部屋なのです。
「窓もこちらのほうが大きいし、良いですよ」と言われましたが、僕は始めてのハノイ、やはり部屋からオペラ座が見えたほうがいいです。
そこで、ルームチェンジ。
この辺も迅速に対応してくれます。
部屋の様子は明日にでもUPします。
とりあえず手荷物だけの軽装でしたが、シャワーも浴びスッキリしたところで、お昼の予約をエグゼクティブ・カウンターから。
有名な「スパース・ガーデン」はこの時期ディナー・オンリー、豪華さで有名な「エンペラー」は改装で休業中、そこで僕が前から目をつけていたカイ・シルク・グループの「ラ・ルアは?」と聞くと、ウィンクしながら「SUPER SNOB RESTAURANT!」と。
じゃあ、そこにしましょうということで、予約を入れてもらいます。
その後、今度はタクシーで僕の安宿に戻り、必要なものだけバッグにつめ、待たせておいたタクシーで「ラ・ルア」に向かいます。
「ラ・ルア」は英語名では「ワイルド・ライス」といい、観光客もよく行く「ワイルド・ロータス」
の高級ヴァージョンのようです。

車が着くとドアを開け、僕の名前を確認する係りがいます。
「Welcome to LaLua, Mr. XXXX」と。
これは、高級店です。
レセプションもシック。
変にアオザイなど着ていなくても、ベトナム風のエレガントさが伝わるコスティウムです。
美人だし、愛想も良いし、英語も完璧。
中はこんな感じです。

まず、ハノイ(北部)風の揚げ春巻きと、南部風の生春巻きのコンビネイション。
これは圧倒的に「揚げ」のほうが勝ち。
なんというカラっとした揚げ方でしょう。
それに比べると、「生」のほうは良い材料使っているのは分かりますが、ホーチミンで食べたほうが、食感も含めてベターです。

次はパパイヤと海老のサラダ。
タイでもおなじみの味です
でも、タイのほど辛味がなく、マイルドで上品な仕上げ。
パパイヤのシャキシャキ感がたまりません。
一緒に付いてくる、揚げせんべいに載せて食べると、いくらでも入ってしまいます。

メインはフライド・ソフトシェル・クラブのタマリンド・ソースにしました。
これもタイでも見られますが、ソースがまた独特のおいしいものでした。
ソフトシェル・クラブの揚げ方は本当に難しくて、下手な店のは油っぽくて食べられません。
ここの店のはドンピシャリ、最高の揚げ上がりです。

左奥の食器の中にご飯が入ってきます。
このご飯もタイのカオ・ホンマリのような高級なお米でした。

ドリンク類もすべて「生」志向、本物志向で、オーダーしたマンゴ・ジュースは最高にフレッシュかつ濃厚でした。
店のウェイティング・エリアです。

なんともエレガントですよね。
さすがカイ・シルク・グループだけあります。
ただ値段は相当に高く、何と何とUS$20もしました。
ベトナムでは「とんでもない」値段です。
なお、この日はクローズしていましたが、このエリアとは別に奥に、日の光の差すややカジュアルな席もありました。
いずれにしても、私的にはかなり満足したお店でした。

タイトルとURLをコピーしました