エクスペディアの日本語サイト「エクスペディア・ジャパン」が発表したアジア各国の「観光コスパ」ランキングというランキングが興味深かったです。
アジアからの訪日旅行者増で盛り上がる昨今ですが、日本からアジアへの旅行人気も高まっていて、バンコクへは前年比約2倍、フィリピンのセブへは前年比1.8倍という数字も出ているそうです。
そんなアジアが旅行先として人気の高い理由は
1.円安(全体予算が抑えられる近場への需要)
2.LCC等の直行便が増便
3.現地の物価安
辺りが考えられるとし、そのうちの「現地の物価安」という点に着目して、アジアの中でもどの国が最もコストパフォーマンス良く観光することができるかということを調査したのが、この「観光コスパ」というものだそうです。
その結果、一番コストパフォーマンスの良い都市はマレーシアのクアラルンプールと!
5★ホテル宿泊を含めた1日の総合観光費用を比較すると、なんと日本の1/4の価格で滞在できることが判明、その費用は15904円だったそうです。
2位はバンコク、3位はハノイという結果。
宿泊費を含まない「観光コスパ」ではハノイがトップ、日本の1/5の価格で可能、その費用は僅か991円と計算されました
2位はインドネシアのバリ島、3位はフィリピンのセブ島だったと。
5★ホテルの宿泊費を比較した「ホテルコスパ」ランキングでは、クアラルンプールが一番安いという結果になったとのことです。
なんと1泊13988円、この価格は東京の1/4程度になるようです。
2位はタイ、3位はハノイで、いずれも東京の3★ホテルと変わらない価格。
最後に東京からの距離を加味して、「フライトコスト÷東京からの距離(km)」という計算式のもと、「フライトコスパ」というものも調査したところ、距離が遠い割に安く渡航できる旅行先として、タイのバンコクが1位という結果になったそうです。
LCCが格安価格を提供していることで、タイへの旅行が大幅に安くなっている、そうしたフライトのお得さも、前年比194%という結果に大きく影響していることが伺えるとのことでした。