香港までは往路で4時間超。
成田の出発もかなり遅れたし、香港到着後もイミグレの混雑などで、市内までのエアポートエクスプレスのチケットを買う頃には、午後11時をだいぶ過ぎてしまう状況でした。
香港ドルは多少の手持ちがあったし、香港ではたいていのところでクレジットカードが使えるので、空港で両替などしません。
街のどこにでもあるATMで現金を引き出したほうが、銀行でいちいち手数料払うより、簡単かつ安いからです。
エアポートエクスプレスの往復に、3日間MRT(地下鉄)乗り放題がついた AIRPORT EXPRESS TOURIST OCTOPUS(3-DAY HONGKONG TRANSPORT PASS)もカードで買います。
九龍の駅まで約20分。
昼間なら各ホテルまでの接続バスがあるのですが、そこは深夜のこと、駅からはタクシーでホテルに向かいます。
宿泊は、香港唯一の日系ホテル「ホテル日航香港」です。
場所は尖沙咀東部(チムサーチョイ・イースト)、目の前はDFSです。
僕らの感覚では尖沙咀でもだいぶ東のほう、中心からだいぶ離れてるなって感じがしますが、KCR東鉄の紅?駅(ホンハム駅)まで徒歩7分、海底トンネルバスターミナルまでも徒歩5分、新しくできた地下道を通ってMTR?灣線の尖沙咀駅(チムサーチョイ)まで徒歩10分以内と、ロケーションは以外にもかなり良いです。
日付が変わる頃のチェックイン、ちょっと古めかしい豪華ホテルってイメージのロビーに、あまり人気はありませんでした。
各階のエレベーターホールもクラシカルなムードですね。
でも良く手は入っています。
アサインされた部屋は12階と高層階。
それに、ここはどうも「ニッコー・フロア」という特別階のようです。
実は・・・実は、ここも無料宿泊なんです。
JALのメンバー組織のJGCに入っているので、世界中のJALホテルズに無料で泊まれる券が毎年送られてきます。
宿泊代金の高い都市での宿泊は、そうした無料券の利用に限ります。
部屋はかなり広め、46~48ヘーベーはあるでしょう。
古めのレイアウトとインテリアですが、フラットTVなどリノヴェートもされているようです。
高級ホテルの部屋にあるべきものは、すべてそろっています。
イタリアン・マーブル貼りの浴室はかなり広く豪華です。
広めのバスタブ、大き目のシャワーブース、フル装備のバス・アメニティー(ニュートロジーナを使っていました)、キレイな生花・・・・バスローブやタオル類の質も悪くありません。
これは予想以上の部屋です。
実は4★のファシリティーを想像していたのですが、どうしてどうして5★で充分通用します。
あっ、窓を開けてみなくちゃ・・・。
やった~!
ハーバービューの部屋です。
これは確実にアップグレードしてもらっています。
無料で泊まっているのに・・・ラッキー!
このホテルはこのように道路一つ隔てて海に面してはいますが、建物の構造上すべての部屋がハーバービューというわけにはいかず、窓を開けてこの景色というのは・・・・本当にうれしいことです。
安いデジカメでチャッチャと撮ると、こういう安っぽい夜景になっちゃいます。
向かって左側、つまり紅?駅の方向を見るとこんな風。
正面を拡大すると、もちろん香港島のビル群が。
もう少しの時間と高精度のカメラがあれば、もうちょっと何とかなった写真が載せられたのですが・・・その辺はお許しください。
もうああいう(良い写真を撮る)「努力」は出来なくなっちゃってます。
とりあえずこの写真を撮る頃で、現地時間で12時半過ぎ、日本時間だとなんと午前1時半過ぎ。
これから深夜もオープンしているレストランに夜食を食べに行く予定なのです・・・クレイジー?(笑)
追加だけど、このホテル、日系という割には、日本語の通用度は低いです。
なんで?
たぶん、今でも半数を占めるという日本からの観光客はたいていガイドさん付きのツアーで泊まっているので、ホテルでスタッフと接触することが意外に少ない・・・そんな理由からでしょうか?
おまけ
昔撮った写真。三脚など用意していた頃。