ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ

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箱根湯本から(サービスの)タクシーに乗ること20分強、強羅にある「ハイアットリージェンシー箱根 リゾート&スパ」に到着です。
(箱根登山鉄道強羅駅とホテル間も、午前11時からはバンによる送迎サービスがあるそうです)

たいていのゲストはこうしてタクシーなどで到着。
タクシー・ステイションや送迎のバンなどから連絡が行っているのでしょう、到着するや「お待ち申し上げておりました、shackinbaby様」とスタッフが迎えてくれます。
これだけで「心許しちゃう」初心(うぶ)なゲストもいるかもしれませんね(笑)。
ハイアット・サービスの始まりです。
チェックインは座って行われます。

コンテンポラリーなシンプルさの中に、ハイアットらしいアジアン・フレーヴァーをちりばめたロビーです。

この辺もいかにもハイアットですね。

部屋は一番標準的(狭い)な部屋。
それでもここ、優に50ヘーベーは超えてそうです。
窓からはこんな景色。
富士山とは逆側ですが、山並みが連なり、目に緑が飛び込んで来て、良い感じです。

ただ窓際まで行って下を見ると、隣の建物(どこかの保養所?)のゴミ箱が見えちゃいます(笑)。
気分よく緑の山々を見るのはベッドから・・・・窓際で見るときは視線を下に向けないこと(笑)。
ベランダ部分の手前で窓を閉めることもできます。

ベッドはハリウッド・ツイン・タイプ。
リネン類もまずまずのものを使っています。

窓際のほうから中を見ると、こんなです。
TVはフラットスクリーン、DVD完備です。
(ソフトは一本525円で貸し出してくれます)

ポット、インスタントのお茶やコーヒーも揃っています。
UCCのドリップ・コーヒーは先週のホテルニューオータニと同じものでした。
クローゼットにはパブリック・エリアに出るときの丹前、部屋にいるときの浴衣、更にはバスローブまで揃っています。
ここでは夕食の、たとえばフレンチをいただくときにも、この丹前を着ていれば「フォーマル」とみなされるのです。
ホテルと旅館の融合を考えたときの苦肉の作なんでしょうが、旅館に慣れない僕には違和感をぬぐえませんでしたが・・・。
浴衣はハイアットのロゴをもじった模様でした。


この辺は普通のホテルとほぼ同じ。
ホテル特製の(無料の)水が2本おいてありました。

ただタオルウォーマーがあるのと、広い洗い場付きの浴室は、いくらホテル内に温泉の大浴場があるといっても、便利でした。
バス・アメニティーは京都のハイアットと同じかも?
そういえば予約のフリー・ダイアルなどは、京都と箱根専用の電話でした。

う~~~ん、これでこの時期、部屋代だけなら2万円以下で出ているのは、確かにホテラバさんがおっしゃるように「お得」だと思いましたね。

まだ日が高いうちのリヴィングルームと名付けられた暖炉を囲むラウンジ。
このホテルを特徴付けているエリアでもあります。

偽者の暖炉ではなくて、本当に木を燃しています。
近くに座れば、パチパチ木の燃える音や、時には炎、更にはゆらゆら立ち上る煙などすべてを体感することが出来ます。


シェードが降りているものの窓一杯の太陽の光を受けて、辺りはとても暖かく、あまり人気(ひとけ)の無い昼間は、実に静かで、平和な、暖かい雰囲気に満ちた場所になっていました。

この無造作なようでよく考えられている薪のディスプレイで、ハッとしました。
後で調べてみて僕の感は大当たり、この箱根のハイアットもソウルのパーク・ハイアットや京都のハイアットと同じデザイナーによるものでした。
スーパーポテト!
確か杉本さんとおっしゃる方・・・木、それも大木とかじゃなくて、木の切れ端のようなものを積み重ねるような独特のデザイン、このエリアの薪のおき方に共通するものを感じてしまったのです。

僕はここで少し読書、その後温泉に入りました。
誰もいなかったので、一枚パチリ。

これで小さくてもいいので露天風呂が付いているとか、ジャグジーがあるとかすれば、更に得点高かったのですが・・・。
奥さんはこのスパの奥でマッサージ中です。

僕は予算の関係で(笑)マッサージは無し(涙)。
まぁ、奥さん孝行の旅だから、良しとしましょう。
午後4時からは、この暖炉の周囲でフリー・ドリンクが提供され始めます。

スタッフが薪の燃え方などを調整します。
煙の具合もあるし、これはこれで燃やし方はかなり難しいと思いましたね。
熟練を要すると・・・・。

段々人も増えてきます。
特等席はなんと言っても暖炉に一番近いこのソファ席。
座り心地も最高です、気に入りました。
いつもまでもいたい気分に・・・・僕もハイアット・マジックにかかってしまったのかな?(笑)

奥さんはスパ、僕は温泉・・・そして、夕方は暖炉の周りで飲み物をいただきながらダラダラした後、「ダイニング・ルーム」というレストランでフレンチの夕食・・・という流れ。
リラックスしていたのと、照明がほの暗いので、写真撮影は止めておきました。
味は?う~~ん、微妙です。
さすがにハイアット、変なコースでは全然ありませんが、何か特徴とヴォリュームに欠けます。
値段に見合っていないというか・・・・ただ単に、僕が大食いで、コスパにうるさいからだけかもしれませんが(笑)。
僕らの宿泊パッケージはこのフレンチのコースか、寿司のコースかが夕食についていました。
部屋に帰ってDVDでも・・・とリストを見ていると、うちの奥さん、なんと家から(まだ見終わっていない)DVDを持ってきていたんです(笑)。
持込のDVDはお金がかからないのを、彼女、知っていた?
恐るべし、奥さん族(笑)!
もちろん続くのは、熟睡あるのみでした。

たっぷりよく寝たその翌日、この日も超快晴で、本当に気持ちのいい朝でした。
こうしたリゾートに来て、起きたとき眼一杯に飛び込んでくる緑のシャワーは最高ですね。

ゴールドパスポート・メンバー用の朝の無料ドリンク・サービスも、ここでは健在です。

新聞と、磨いておいてもらった靴と、コーヒーを時間に届けてもらいます。
奥さんはまだベッドの中、僕がシャワーを浴びて出てくる頃に、やっとお目覚めです。
朝食は昨日夕食をとった「ダイニングルーム」で・・・これも、僕らのパッケージに入っています。

洋食は「ビュッフェ・スタイル+卵料理は注文に応じて」スタイル。
もちろん和定食という選択肢もOKです。
僕らは洋食を・・・ここは「ホテル」ですものね。


注文で作ってくれる卵料理に、自分でサイドを盛り付けます。

ハイアットらしい朝食で、これはまずまずでしょう。
ただ値段はちょっと高杉晋作さんのような気が・・・(笑)。

ホテルでとる朝食は「非日常」の典型で、これだけでホテルの印象が決まってしまうほどですが、そういう意味では及第点は(かろうじて)あげられると思いましたよ。

夜のエントランス。
ハイアットなど外資のホテルのデザイン、特に照明使いは上手ですね。
シンプルな中に、コンテンポラリーなスタイリッシュさをうまく出しています。

暖炉周りのリヴィングルームの夜の様子。
皆さん、本当にくつろいでらっしゃるように見えます。

ホテルのあちこちに「ハイアット風」のインテリアが見られます。

僕らシロウト(笑)には、それが必ずしもその場にピッタリかどうかは?です。
箱根のはちょっと安っぽく感じるところもありました。

ついでの写真ですが、これが今回の僕らの旅行バッグ。
一泊二日位の旅行には最適な大きさで、とても重宝して最近よく使っています。
皮が恐ろしくしなやかで手触り(持ち触り?)が最高なんです。
唯一の不満は開閉のチャックが片方からの一方通行なこと、両側から中央に閉められると僕らには更に使い勝手が良かったのですが・・・。

ローマで買ったものですが、これ日本の店とかデパート、あるいは通販カタログなどで見たことがありません。
このバッグに名前(シリーズ名?)とかあるのでしょうが・・・お詳しい方に一度聞いてみたいものです。
車内に周囲の観光案内が流れる箱根登山鉄道、周りの雄大な山々を見ながら、山肌を縫うようにゆっくりゆっくり箱根湯本まで降りていきます。

晴れ上がった最高の天気の中、この「ゆっくりさ」は素晴らしい旅行気分に浸れます。
湯本からは小田急のロマンスカーに乗り換えます。

もちろん乗るなら先頭車(笑)。
ミーハーですもの、乗り物系には・・・(笑)。

運良く昨日の段階で先頭の席が取れたので、奥さんが昔住んでいた駅を通過するときなど、もうワーワーキャーキャーものでした(笑)。
夫婦ともども午後には通常の仕事に戻れ、たった一日半の相変わらずの「shackinbaby風ウルトラショート旅」でしたが、今回もまた最高にリラックスして戻ってこれました。

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