久しぶりのパークハイアット@FFN

スポンサーリンク

パーク・ハイアット東京に先週泊まってきました。
ハイアット・ホテルズのプロモーション「FASTER FREE NIGHTS」(ハイアット・ホテルに2滞在すると、1泊無料宿泊できる・・・)に乗っての無料宿泊です。
同様のプロモーションはここ数年、毎年行われているのですが、今年のは細かいところでとても「太っ腹」だったんです。
まず、宿泊に利用するカードの種類を選ばなくなったこと。
去年まではMASTER CARDでの支払いだけが有効でした。
でも、今年はMASTER CARDで払うと、ボーナス・ポイントがつくという特典も新設されましたから、結局はMASTER CARD優位ですが・・・。
それに去年までは特典である無料宿泊が1泊だけだと金・土・日の週末だけに適用されていましたが、今年はどの曜日でもOK。
それにこのプロモ-ション、もう何年もやっているので新鮮味が薄れたせいか、あまりホテル・ファンの間でも話題にならなくなり(つまり参加する人が少なくなり?)、特典を取りやすい状況にある・・・。
こんなことで、先月の大阪とシンガポールのハイアット滞在で、この東京の滞在を無料でGETしたというわけです。
去年までならここの無料宿泊を取るには相当の努力(早期予約、キャンセル待ちなど・・・)が必要だったのですが、今回は第一希望日にあっさり取れてしまいました。
嬉しいけど、何か拍子抜けです(笑)。

久しぶりのこのホテルは、相変わらず堂々と、そして凛とした風情で僕らを迎えてくれます。
エントランスを入ると、照明を落としたこのエリアに・・・。
ここから先は「特別な空間」なんだ、と気分を一転させてくれる、なかなかの設計です。
エレベーターで上に上がります。
41階。
ピークラウンジの屋根からは、素晴らしい青空が見えています。
もちろん夕方、夜になるとその表情を驚くほど変えて、つくづくここはよく出来た設計だと思います。

チェックインのデスクはとても大きく、シンプルでエレガント。
机の上にはこの花瓶以外無駄なものが一切出ていないのも見事です。
事務上のバックヤードは一切見せない・・・「非日常」がこれから始まるぞって感じです。
廊下のこうしたインテリアも最初から変っていないのに、いまだに「古く」は見えません。
ベッド廻りも驚くほど同じ。
これも。
こんなところの清掃もバッチリ、埃一つ見当たりませんでした。
アーモアは途中で変りましたね。
この本はもちろん背表紙の色で決めてあるのでしょう(笑)。
読まれることより、インテリアの一つと捉らえているはずです。
窓からの景色。
中央やや左が六本木方面になります。
アサインされた部屋はこのホテルの中でもかなりな高層階でしたが、部屋としては一番狭いタイプ。
それでも50ヘーベーはあるでしょうか。
ただ最近の新しいホテルの広い部屋を体験してしまうと、変らぬ良さにホッとする反面、時代の先端からはやや外れかけたデザインが、移り変わりの激しいこの世界では、ちょっと野暮ったく感じてしまったことも確かです。
それにホテルのスタッフも実際の経験はともかく、何事につけても「老練さ」の感じられないサービスが多かったのも事実です。
何か特別に不満と言うことではないのですが、何もかもが完璧に(近く)見えた7~8年前とは、どこかが違います。
僕のほうが経験をつんだということだけではない・・・と思います。

西新宿のパークハイアットの宿泊記の続きです。
このホテルは宿泊すると、部屋に何かしらのアメニティー(プレゼント)がおいてあります。
今回は、このホテル・オリジナルの和菓子でした。
ハイアットで和菓子って、珍しいですよね。
とても口当たりの柔らかい一口餅で、味は抹茶、ゆず・・・など色々。
僕のような無料宿泊、会員レベルの高くないものでこれですから、上級会員の多頻度ゲストにはどんな素晴らしいものが出るのでしょう(笑)。
いずれにしてもありきたりのフルーツ・プレートより、僕にはこういうウェルカム・ギフトのほうが嬉しいです。
友人も帰って、夕方には、「ピークラウンジ」で一人のひと時を。
中野方向の窓に、夕陽が・・・だから窓には5時ごろまでシェードが降りています。
そして、段々シェードが上がって・・・今度は夕陽のショー(笑)が始まります。

ゆっくり出来れば、飲み物なんか何でもよかったのですが、ここで時間をつぶすにはアフタヌーンティーでしょう・・・ということで、2種類あるアフタヌーンティー・メニューの中から、トラディショナルなスタイルのほうを注文しました。

一人前の3段トレイは淋しいなぁ(笑)というのは置いといて・・・(笑)。
ここのアフタヌーンティー、たいていは褒め言葉で語られることが多いようですが、僕には不満でした。
とても香港の・・・いやシンガポールの5★ホテルのアフタヌーンティー(あるいはハイティー)とだって比較出来ません。
ロンドンのはまた、アジア諸国のとは同一線上で比べられないことろがあるので、比較はやめておきます。
理由としては、スコーンの出来は悪くないですが、それ以外のものが意外にも上質ではなかったということです。
神経が行き届いてないというか・・・。
リーフも少なめ、お湯の温度ももう少し欲しい・・・したがって香りが薄めの紅茶に。
僕は、家では最低限硬水で紅茶をいれているので、リーフの質はこれより下のものでも、もっと美味しく飲めています。
残念。

一通りトレイが片付き始めると、カナッペとプチフールのトレイが回ってきます。
う~~~ん、これらのクオリティーももう少し上げないと・・・何しろここは天下の(?)パークハイアットなんですから。
ただここ、ティー・リーフを途中から変更したりすることも出来、長居するには良い感じです。

僕が座った中野方向の窓からは、沈んでいく夕陽が本当に見事です。
一刻たりとも同じことはない、東京の大サンセットを満喫できました。

中野方向のサンセット・ショーが終わると、今度はこの新宿方向のトワイライト・タイムが佳境を迎えます。

大都会にいるな、と実感できる摩天楼ビューです。
こちらはオペラ・シティー方向です。
明かりがポツポツともってきて、このくらいの東京の美しさが一番好きですね、僕は。

夜には家族と新宿で会食です。
シャワーでも浴びなくちゃ・・・部屋に戻る通路はいつものこのインテリア。
ハーク・ハイアットのある意味「顔」となったこのライブラリー・スペースを抜けると「お帰りなさいませ」の優しい声が、僕をホッとさせてくれます。

部屋の窓からは、今度は代々木~六本木方面の夜景が・・・。

今日の最後は家族と・・・ホテルの無料シャトル・ヴァンで、家族の待つ歌舞伎町のいつもの焼肉屋に繰り出します。

朝の6時、ホテルの一室で目覚めました。
昨日は夕方は友人と雑談、夜は家族と会食・・・またまた早朝から仕事こそ忙しい日でしたが、夕方からはのんびりリラックス出来た一日でした。
快晴だった昨日に比べると雲の多い朝・・・右に代々木公園、中央には東京タワーから六本木が見えています。
朝食はどこで食べようかな?
ここのバフェ?
そういう気分でもないし、第一昨日食べ過ぎた・・・・(笑)。
ということで、今朝はルームサービスで、シンプルに朝食を取りました。

さすがに一流ホテル、指定された時間ピッタリに、磨きあがった靴と朝刊を持って、糊の効いたクロスとともに、朝食は運ばれてきました。

僕はこのパンケーキに付いているベリーのコンポートが結構好き、パンケーキは帝国ホテルやホテル・オークラのにわずかに及ばないか、とも思いましたが、このコンポートは甘すぎず朝食のパンケーキにはピッタリで、実に好みの味と食感です。
コーヒーはメンバー用の無料のもの、パンケーキ代だけで、贅沢な気分の朝食が味わえます。

朝食の後は帰宅→そして仕事。
ちゃんとしたホテルの朝食@ルームサービスってのも、たまには良いものですね。
一日の気分が違うような気がします。

ホテルの「ペストリー・ブティック」で買ったケーキ達です。
正確な名前は覚えていませんが、まずこれが「マカロン・ルージュ」というもの。

見た目にもインパクトのある外観、食べてみてもフランボワーズの質の良さと、間に挟まっている薄いパリパリのチョコレートがもたらす素晴らしい食感が素晴らしいです。
さすがホテル・メイドのケーキと言えるでしょう。
一口では食べられないので、上のマカロンをお味見・・・その下、つまり中の部分も本当にきれいに丁寧に作られていました。

もう一つは季節のものとして、マロン・ペーストをはさんだミルフィーユを。
パイはまずまずのサクサク感が保たれていて、カスタードもとても上質です。
見ためのボリュームも大きく、とてもゴージャス感のあるミルフィーユですが、僕の印象では「それ以上でも、それ以下でもありません」って感じでした(笑)。

タイトルとURLをコピーしました