↑はエレベーターホール、↓は重厚感ある、でも暗めの廊下です。
37階エグゼクティブラウンジからはレセプショニストが部屋まで案内してくれます。
ルームキーは挿入方式、まだ「コンラッド大阪」のようなデジタルキー対応ではありません。
「コンラッド東京」の部屋カテゴリーに関しての詳細は
にあります。
そして、このCITY VIEW SUITEタイプの部屋の特徴に関しては
ベッドルームとリビングルームがそれぞれセパレートになったスイートルームの広さは72平米。
ダイナミックな高層ビル群を一望するゆったりとした空間でのステイをお楽しみください
とあります。
ベイビューはブルー、このシティビューはレッドがデザイン上の刺し色になっています。
この部屋タイプの配置はこんなよう。
今はこの図の右下のリビングスペースを見ています。
僕はここのソファーは割と好き、奥行きもあるし、クッション性もまずまず。
相変わらず座り心地の良い椅子です。
オープン以来10年を過ぎても、この皮の白さを保つのって大変でしょう。
ブルートゥース対応。
窓方向からドアの方を見たところ、ドアを入ってすぐのゆったりした空間はさすがスイートならではです。
細々したものはこの箱の中に。
こうした箱の外観には多少の経年の証も・・・。
ウェルカムスイーツはチョコレートではなく、袋詰めの飴(銀座あけぼの製)とスイーツ3個。
これも経費節減を感じます。
両側のドアの向こうはベッドルーム。
TVは少し角度が付けられ、TVは新しくなっている気がします。
和を感じさせるインテリアも兼ねた茶瓶。
ここのアーモアは本当に良く考えられていて、隅から隅までびっちり備品で埋め尽くされています。
説明より、写真の方が・・・ですね。
72平米という広さなので、スイートとしては大きい、あるいは広い方ではなく、壁を作らず、TVで部屋を分けるようにしたら、より高級なホテルなら広めのジュニアスイートにもなったでしょう。
窓の外はこうしたシティビュー、とにかくひどい天気でこんな見え方でした(泣)。
今度はベッドルーム。
ここのベッドは良いですね。
ただうちの奥さんなど平均的な日本女性には、ベッドの座面がやや高過ぎなようではありますが・・・。
シーツなどのリネン類、枕なども僕には合っていて、寝心地はかなり良いです。
デザイン・モチーフは前回も書いたように和モダン。
壁の一部にはお遊びで、こうして鶯が飛び出しています。
このデイベッドは僕にとってカーブが絶妙で、すごく気に入っています。
でも奥さんはそうでもないと・・・。
僕くらいの身長(184㎝)の人間には、腰、ふくらはぎなどの当たりがちょうど良く、思わず寝入っちゃいそうになります。
もちろんこちらの部屋にもTVがあり、その下のキャビネットというかアーモアにはこちらは何も入っていません。
両開きのドアの向こうは広いウェットエリア。
それを反対側から見たところ。
バスローブはやや経年を感じるようになり、それに外国人客の多いホテルにしては、このローブ、やや着丈が短いのでは?
鏡を囲む大きな照明の輪はデザイン的にも印象的で、床はもちろん床暖房付きです。
その奥はこれも広い、TV付き、洗い場付きのバスルーム。
ベイシンを正面から・・・。
アメニティは箱に入ったりしていて、割と揃っています。
アメニティーはアロマセラピーアソシエイツのが置いてありましたが、奥さんのリクエストで上海灘も持ってきてもらいました。
女性はあの香り、好きらしいです。
バスタブ周辺の水回りはきれいにはしてあるものの、これもどことなく経年の劣化が見てとれます。
開業して約11年、そろそろ部分部分のリニューアルは必要かもしれません。
バスタブの隣はトイレ。
ウォークインクローゼット。
こちらにはセイフティボックスやアイロン台が・・・。
反対側にはランドリーバッグ、シューシャインクロス、使い捨てスリッパなどが収められています。
クローゼット全体を見たところ。
全体には丁寧に使われ、傷なども修理できるところはしているようですが、経年の跡は素人の僕にも数か所でよく分かる気もした「コンラッド東京」の客室でした。
僕のように意地悪に見なければ、もちろん充分及第点とはいえる部屋だった思います。
しかも3万円台という値段ですし・・・。