先日の3連休に行ってきた1泊2日の韓国弾丸。
今回はいつもと視点を変えて、仁川空港から僕らの泊まるホテル「ミレニアム・ソウル・ヒルトン・ホテル」まで、安く、楽して行く方法について書いてみます。
まず仁川空港で預けた荷物を待つうちに両替(今回は奥さんが大量に化粧品を買い込む予定らしいので大型のキャリー持参です)、円・ウォンの両替率は0.068でかなりお得。
(現金利用は少額、ほとんどを占めるカード支払の方は0.066で計算されていました)
その後地下1階に降り、この表示を探します。
そう、「ミレニアムソウルヒルトン・ホテル」は「ソウル駅」近くにあるので、この愛称「A’REX」、表示の「空港鉄道」(Airport Railroad)で終点の「ソウル駅」まで行こうというのです。
この鉄道で仁川空港・金浦空港・ソウル駅が1本に線に繋がったのは2010年の年末。
もう個人旅行者はタクシーよりもバスよりもこれでしょう。
もちろんソウル市内でも行き先に寄りますが・・・。
券売機は日本語でも表示され、買うのは簡単。
面倒な人は窓口の人から買っても大丈夫。
日本語は駄目な人もいますが、簡単な英語ならどの人でもOKなようです。
「エクスプレス」と呼ばれる「ソウル駅」までの直行列車は30分ごとの出発。
座席指定制で13400ウォン(約920円)。
「ソウル駅」までは43分で行きます。
でもケチな(笑)僕ら夫婦は「コミューター」という各駅停車で・・・。
これは12分毎の発車、「エクスプレス」と10分しか違わない53分で到着で、値段はたったの3800ウォン(約260円)。
「エクスプレス」と違って座席は本当に普通の電車、ただこういう荷物置き場のあるところがところどころにあるので使いましょう。
カード式の切符は入場時はタッチ・センサー方式、降車時は差し込み方式です。
チケットがまた出てくるので、改札の外にあるこの機械にまたそのチケットを入れてください。
500ウォンのデポジットが戻ってきます。
お忘れないように・・・。
最初に切符を買う時にデポジットの分が加算されているのです。
「ソウル駅」に着いたら、当然のごとく「ロッテ・マート」です。
客の半分は日本人と言っても良いほど日本人だらけ、ほぼ全員が気が狂ったように(笑)買い捲っています。
もちろん我が家もですが・・・。
スーツケースは預けられるので、店のカートを借りて、うちの奥さん買うわ買うわ・・・。
食料品を中心にあっという間にカートが山盛りになっていきます。
円高のために、どれもこれも安く感じるようです。
ほぼ全員のカートに入っていたのが「マーケットO」の「リアルブラウニー」というお菓子。
世の中にこんなに売れる商品ってあるのかと思うくらい、積み上げられた商品があっという間に日本人のカートの中に入ってしまいます。
我が家もいろいろ買いすぎで 、もってきた大きめのキャリーケースがもう一杯。
これからどうなっちゃうんでしょう状態(笑)です。
レジはカードOK、液晶画面にタッチペンでサインするタイプで、韓国では大抵この方法です。
キャリーを引きながら一旦地下に入り、「退渓路」(テゲロ)の表示を見つけて上に上がります。
地下は方向を見失いがちなので、ここは注意。
ソウルの街は歩行者に決して優しくありません。
日本のように至る所にエスカレーターやエレベーターがあるわけではないのです。
「退渓路」の坂を上がってゆくと、右はるか上の方に僕らの目指す「ミレニアムソウルヒルトン・ホテル」が見えてきます。
ホテルはかなり高台にあるのです。
このホテルのどの口コミを見ても「坂がとんでもなくきつかった」という声が圧倒的。
僕らはキャリー一杯の買い物もしている・・・どうするの?
それが今回のテーマです。
実はとても簡単で楽な方法があるんです、ホテルまで行く・・・。
それをここに書いておきますね。
まず↑の風景が見えたらもう少し「退渓路」を上がると、「大宇」(ダーウー、Daewoo)のビルが通り沿いにあります。
18階建てのビルで正式には「Daewoo Foundation Building」と言います。
ここに遠慮なく入っちゃってください。
向かって右に守衛が詰めていますが、何も言いません。
その奥にエレベーターがありますから、8階を押してください。
降りるとこんな感じ。
怖がらないで、ここを右に進みます。
ドアを開けると、こういう渡り廊下に出ます。
その突き当りのドアを開けると、もうここは「ヒルトン」の駐車場なんです。
↑の写真中央にこんな表示がありますが、この矢印はおかしいです。
2つ上の写真の右側、スロープを上がって行くと、道なりにこの表示とドアが見つかります。
ドアを開けて入るとこのエレベーターが・・・。
ここはP6階、Pはパーキングの意味のよう。
このエレベーターでML階(「メインロビー」の意味でしょう)に上がれば、そこがホテルのレセプションのあるところ。
いかがですか?このやり方。
ホテル側がこのアクセス方法を説明しないのは何故でしょう。
複雑そうに見えますが、一度体験してしまえば、本当に楽に「ソウル駅」にも「南大門市場」にも行けちゃうんですよ。
追記)JUN2さんの情報ですが、この渡り廊下は日曜日にはロックされていたということです。(2012年6月4日)
change11さんより「この渡り廊下は7:30~20:00まで利用可能です」という情報をいただきました。(2012年7月10日)
zero-sum-zeroさんから最新情報も合わせてご覧ください。(2014年1月7日)