「パークハイアット・ドバイ」の客室紹介の続きです。
この部屋は、このホテルでは一番スタンダードな(安い)キング・ベッドの部屋。
すべての部屋が、この部屋のようにベッドの上が開いていてすぐバスルームという構造ではないようですが、キング・ベッドの部屋にはこのタイプが多いようです。
あと、予約時の注意としては、このホテルの部屋カテゴリーの「park room」と「park deluxe rooom」は、基本的にほとんど同じ広さ・同じ仕様の部屋だということ。
違いは、レセプションから近いか遠いかだけのようです。
このホテルは、中央のレセプション・エリアから左右に広がる低層のホテル。
一番遠い部屋まで歩くと、3(~4)分はかかります。
でも僕的には、僕の泊まったホテル中央から右奥の、部屋番号が4で始まる部屋が一番良い景色のような気がしました。
部屋のインテリアは、ムーア様式に地中海風味を加えたもの、そして、どこも高品質で隙がありません。
バスルーム・エリアから見てみます。
すべてがぴたっと決まっていますよね、デザイン性と実用性、両方で。
バス・タブは、こうきましたか・・・(笑)!
何とスペースの真ん中ですよ、今までこんな位置に置かれたバスタブはそう多くはないはずです。
52平米もある部屋だから出来ることでしょう。
バス・アメニティーは「パークハイアット・パリ・ヴァンドーム」と同じ「BLAISE MAUTIN」製です。
とても抑えた、それでいて個性的で上品な香り・・・良い感じです。
バスタブの奥はシャワー・スペース、密閉されたブースにはなっていません。
でも水がうまい具合に飛び散らず、水はけも良いので、これはこれで開放的で良いかもしれません。
ちょっとした木の座り椅子がデザイン的にも効いています。ク
ローゼットもたっぷり、この辺りの質感も充分です。
今度はベランダに出てみましょう。
ベランダはかなり広め、ベランダから室内を見るとこんな感じ・・・広いですね。
ベランダのすぐ下にはホテルの緑、そして係留してある豪華ヨットやクルーザー、その向こうにクリークを行き来する電飾を付けたダウ船、
最後部に世界一の高さを誇る「ブルジュ・ハリファ」(まだこの時点では「ブルジュ・ドバイ」の名前でした・・・)ト、ドバイを代表する超高層建築群のシルエット。
もう何も言うことのない景色です。
窓の外からは、かすかに人々の嬌声と、ダンス・ビートのベース音。
時間はそろそろ11時半です。
あと30分でカウント・ダウン・・・僕もカウント・ダウン・パーティーの中に身を埋めなくちゃ(笑)。