新宿で遅くなりそうな仕事、その翌日の仕事が何と午後から・・・そうなれば、どこか新宿のホテルに泊まっちゃいたいなぁという、いつもの虫が・・・(笑)。
そこで、宿泊予約サイトを色々チェックしていると、気になるプランが眼に飛び込んできます。
それは「京王プラザホテル」の「年度末感謝祭(5ランクアップグレード&3店舗から選べる朝食付き)」というプランで、どういうわけか「リニューアル・スーペリア・ツイン」と「リニューアル・デラックス・キング」が同価格で一人利用13400円・・・これは安いよねと、早速ボタンをクリック、宿泊当日に日付が変わる直前の予約完了です。
「リニューアル」フロアは本館の25階以上、スーペリアは33平米、デラックスは36平米という広さのようです。
それならデラックスのほうが良いよね、当然(笑)。
僕が数ヶ月前にここ「京王プラザホテル 」に泊まった時は、南館の「プラザコンフォート・コーナーデラックス・キング」というタイプでした。
今度は本館か、リニューアルってどんな感じなんだろう、HPには「欧州の数々の高級ホテルのデザインを担当した、英国のGAデザインインターナショナルの手による、和みと癒しの空間」って書いてあるけど・・・。
ホテルに着いたのは、もうかなり遅い時間、でもホテル前には大型バスも止まっていて、中から外国人の団体さんがかなりな数降りてくるところでした。
チェックインも少し待つくらいに、この時間にしては込んでいる印象です。
それはそうですよね、だってここ、客室数が1400室以上あるメガ・ホテルですから・・・。
で、チェックインそのものはスムーズ、レセプショニストも事務的ではありながら親しみのこもったもので、何と嬉しいことには、「このプランは5段階のアップグレードというプランなのですが、今日は更にアップグレードをさせていただきました」と!
えっ!
僕を最高に気分良くしてくれる「アップグレード」の言葉が(笑)・・・まさに予期せぬアップグレードです。
どうして、なぜ?という疑問は押し殺して(笑)、「有難うございます」とお礼を・・・。
ということは、35階以上の「プラザプレミア」のフロアになったということです。
もちろん、この特別階も、数年前にGAデザインインターナショナルによってリニューアルされたフロアなはず・・・いや~~っ、嬉しいなぁ(笑)。
それならもっと早くチェックインするんだった・・・(笑)。
僕の理解では、僕がアサインされた「プラザプレミア・キング」はこのホテルではスイートを除けば一番上のカテゴリー、とにかく嬉しいですが、相変わらずアップグレードの基準が良く分かりません。
で、このフロアにアクセスするには、ルームキーをエレベーターの四隅にあるセンサーに読み取らせないと、エレベーターは止まってくれません。
さ、部屋のドアを開けます。
といっても、ベルが同行してくれていますので、彼女が・・・ですが。
(残念ながら、このベルの女性、自分のホテルのことを良く知りません。僕の方が良く知ってるくらいです、苦笑)
あぁ、こういう感じね。
いわゆるコンテンポラリー・モダンな味付け・・・でも同じデザイナー・チームによる「コンラッド東京」の質感の高さには及ぶべくもなく、どこか薄っぺらい感じが、瞬時に見て取れたのも事実です。
都会的なスタイリッシュさの中に、はっきりしたアクセント・カラーを配して、中央にカウチ、ハロゲンを使った照明など、それなりに頑張っていますが、随所にもう劣化の影が・・・ちょっと早すぎな気もします。
ベッドボードやベッドサイドはすっきりした仕上がり、ブラインドはベッドサイドから電動で開閉できます。
(インナーのレース・カーテンは手動です)
今度はベッドのほうから見てみます。
本格的な仕事には向いていませんが、とてもすっきりしたデスク周辺です。
ソファやカウチとそれぞれの(カクテル)テーブルとの位置関係が大柄な僕には全然合わなかったので、適当にずらして枕などを添えると、それなりに快適にはなります。
AV関係のリモコンは3種類、説明書は付いていますが、慣れない外国の方はさぞ大変でしょう。
インターネットは接続無料、もちろんセイフティ・ボックスも完備です。
スリッパはタオル地の使い捨てのものと、ビニール製のものと両方揃っています。
防音も悪くない方です。
う~~ん、全体に部屋としては悪くなく、でもすごく良くもない(笑)・・・僕はこの値段で泊まるから充分すぎるほどですが・・・あまり高いとちょっと考えちゃいますね。
ちなみにこの部屋の引き出しの中にあったファイルには「1名ご使用 54485円、2名ご使用 58150円」という客室料金表が・・・。
じゃ、僕の今回の宿泊は何と75%OFFということ?!
こういう客室正規料金の表示って、日本では珍しいですよね。