先日は、友人と巡った人形町の「食」の有名店のレポートを載せさせてもらいました。
今度はホテルのほうです。
もともとは久しぶりに上京する友人から、彼の仕事に合わせて、この「ロイヤルパークホテル」指定で、安い宿泊料金を探してくれないかと頼まれたのが、今回の人形町関連の記事の始まりです。
「ロイヤルパークホテル」・・・う~~ん、僕にとっては馴染みの薄いホテルです。
大昔に泊まったことはありますが、最近は・・・。
で、早速ホテルのウェブサイトやら、宿泊予約サイトなどを覗いてみます。
部屋の広さにこだわりがなければ、だいぶ格安には泊まれることが分かりましたが、彼の予算は2万ちょっとまでということで、某大手予約サイトから
「12:00IN/12:00OUT 最大24時間ステイ スペシャルプラン
スタンダードフロア デラックスツイン(ツイン)」
というプランを選び、25000円で、僕と彼の宿泊ということになりました。
このプランだと、昼にはもう部屋に入れる(荷物も置ける、シャワーなども浴びられる)、ツインなので僕ら友人同士でもOK、一人当たり12500円、食事が付いていないので、周辺の名店で好きなものを好きなように食べられる、インターネット無料、備え付けのPCがある・・・など、今回の彼(というか「僕ら」)には、とても都合の良いプランだったのです。
ま、僕一人なら、25000円は個人的に「reduced rates!」にならないので、絶対に泊まらなかったと思いますが(笑)、友人はこの部屋にこの値段で、十分満足してくれたようです。
(僕の予約したサイトの情報によると、この部屋の正規料金は「99330円~」とありましたが、これは本当でしょうか?
もし本当なら、それはとんでもない料金設定ですよね。
何かの間違い?)
で、まずこのホテルの場所ですが、東京にお住まいの方には「水天宮のすぐ傍」ということで大体お分かりかと思いますが、
東京駅より2km(車で10分)
東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」に直結(4番出口)
東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」より徒歩5分
(日比谷線:A1出口、浅草線:A3出口)
東京シティ・エアターミナルに隣接
車で成田国際空港へ60分・羽田空港(東京国際空港)へ30分
という記載が、ウェブなどには出ています。
ホテルの外観はいかにもホテル(笑)・・・というか、「ちょっと前」(失礼!)の高級ホテル然としています。
「押し出し」は今でも充分立派です。
一時期はこういうデザインのホテルが沢山ありました。
天井のこのモダンなシャンデリア風の照明も、悪い意味ではなく、いかにも「時代」ですね。
ベルは若い人が多いですが、全体に親切で、一生懸命さが伝わってくる接遇振りでした。
ある男性のベルは、何度も通りかかる僕らを何と「XX様、XX様、お帰りなさいませ」と名前で呼んでくれるではないですか?
一見の、一介の客に過ぎない僕らを・・・。
少なくても客の名前を覚えようとする彼(ら)の努力には敬意を表さなければなりません。
で、僕が本当に泊まりたいホテルだと、僕は部屋のアサインにもいろいろ注文を付ける「うるさい客」なのですが(笑)、今回は友人の宿泊がメイン、特に何のリクエストを出さなかったので、部屋は低層階の8階。
なので、窓からは日本料理店の屋根とプールが見える・・・という実に「つまらない」ビューの部屋でした(笑)。
僕一人ならすぐフロントに電話して「もっと窓からの景色の良い部屋は空いていませんか?」などと聞いちゃうところですが(笑)、友人は単純に「広~い」などと喜んでいるので、こういう時は僕は何も言いません。
42平米ある「デラックスツイン」の部屋は、入るとすぐはこんな感じ。
中に入って、目を転じると・・・確かにゆとりのある間取りということが良く分かります。
ブラウンが中心の落ち着いたカラー・スキームの部屋で、最近のホテルなら必ず加味されるモダンなシャープさはなく、これを「心地良い」と思う層と、「古~い」と思う層とに分かれてしまうかもしれません。
奥のベッドの方からエントランス方向を見ると・・・。
大き目の窓が2箇所にあるので、部屋は明るいです。
ブラインドとカーテンは、共に手動です。
引き出しは各所に沢山付いています。
ミニバー周辺は、こじんまりながら、良くまとまっています。
細々したものは5★クラス並に揃っています。
(質感はすべてに少し劣りはしますが・・・ね)
このホテルは夜のターンダウン・サービスもあるので、この辺り、ティーバッグ類なども十分補充されます。
このホテルの特徴は、各部屋にPCが備え付けられていて、「ロイヤルサイバーインフォメーションサー
ビス」が受けられること。
このサービスは、ウェブから書き写すと
「客室のパソコンで、ホテル周辺の詳細な観光・レストラン案内など、ご宿泊のお客様に専用のネットサービスをご利用いただけるものです。
客室備え付けのパソコンではホテルオリジナルコンテンツの他、通常のインターネットはもちろん、ワード・エクセルもインストール済みとなっております。
パスワードさえあれば個人アカウントによるメールの送受信をしていただくことも可能です。
観光・娯楽やビジネスにご活用いただける機能が満載となっております。
対応言語は、日本語、英語、韓国語、北京語の4カ国語となっており、外国人のお客様でも不自由なくご利用いただけます。
一番の懸念とされるセキュリティ問題への対応といたしましては、初期状態のパソコン環境が客室内に保存してあり、お客様がチェックアウトされると、自動的に再構築するシステムとなっております。
パソコン上で利用した個人情報など一切が完全に消滅するため、どなたにも安心してご自身のパソコンのようにお使いいただくことができます」
というもの。
かさばるPCは持ち歩きたくないけど、ちょっとした調べものはしたい、そんな人にはうってつけのサービスだと思います。
そういえば、汐留の「ロイヤルパーク汐留タワー」に泊まった時もこのサービス、便利だったっけ・・・思い出しました。
テレビとも別なので、テレビを見ながらPCも・・・も可能です。
デスク脇には各種コンセントも完備、ビジネス対応にも気が配られています。
ルームキーはご覧のように部屋番号入りの重い金属製のもの、今やこういうクラシカルな鍵のホテルは少なくなってきています。