「ザ・プリンス パークタワー東京」の夜は、会合の後の宴会で少し飲んだアルコールも効いてきて、開け放した窓からの夜風に吹かれながら、東京タワーに目をやったり、テレビを見たり・・・。
プールで少し泳いだし、温泉にも入った・・・部屋の風呂でブロアー・バス(ジャクージ)も楽しんだ・・・東京タワーの消灯を見るまでは、僕の瞼は開いていませんでした(笑)。
超巨大ベッドで、例のように爆睡(笑)。
もちろん、靴を磨いておいてもらうことは忘れません。
指定の時間に朝刊と一緒に届けられた靴は、思ったより良い仕上がり。
僕はこの辺でもホテルの格を見ているので、充分に合格のシューシャインです。
さぁ、今度は朝食です。
このプレミアムフロアの宿泊者には朝食が付いているのです。
ラウンジでもコンチネンタルの朝食が用意されますし、和食なら地下1階の「芝桜」で、洋食のバフェなら最上階33階の「スカイバンケット」で、でも僕は8月から朝食の提供を終了してしまうというこのホテルのファイン・ダイニングの「ブリーズヴェール」でのアメリカン・ブレックファストにしてみました。
その前に、これを見てください。
このホテルのルーム・サービスでの朝食には10000円のシャンパン・ブレックファストまであるんですね。
確かに最高級ホテルにはよくこの手のプレミアム・ブレックファストがありますが、需要があるからメニューに載せているのでしょうし、そういう意味でも、ここはやはり高級ホテルになるのでしょう。
で、「ブリーズヴェール」です。
HPを見ると
「全席から一望できる東京の美しい景観と開放的な店内。
心地よい空間で皆さまの楽しいひとときをお過ごしいただけるよう心を込めたサービス、そして厳選された旬の素材を、さまざまな調理手法により、彩り艶やかな美味なる一品に仕上げます。
プロポーズ、誕生日をはじめすべてのお客さまの記念日において、想い出に残る料理、サービス、そして感動を提供するレストランを追求しております」
とか
「産地と旬の素材にこだわり正統派のシェフが調理法にもこだわって、新感覚のひと皿に仕上げます。
ホテル最上階33階からの景色やトップライトからの空のパノラマとともにどうぞご堪能ください」
などと、ファイン・ダイニングらしい説明が付いています。
確かに180度開けた東京の大パノラマが眼前に広がり、これは朝から本当にゴージャスな気分になれます。
テーブル・セッティング、カトラリー、サービス共にまずまずのもの、たった1人の客(僕)のために、僕のほうに向けられている視線は複数な感じがします。
パンはそう特別ではありませんが、オムレツは形がとてもきれい、ふわふわ感も十分です。
最初から最後まで、この広いレストランに僕一人、これじゃ夏から朝食サービスが中止というのも仕方ないでしょうか。
僕はバフェより絶対にこの雰囲気だと思いますけどね。
長々と書いてきましたが、この「ザ・プリンス パークタワー東京」のプレミアムフロア・ステイ、こうした朝食の無料サービスとか、専用ラウンジやスパ&フィットネスが利用出来るなど色々な特典が付いていて、客室的にも質の高い備品が揃って(多少ちぐはぐな所はありますが・・・)、しかも周りに高い建物がないので、どの方角からも東京の素晴らしい景色が見えて、お得なレートさえゲット出来れば、なかなか快適な滞在が出来るホテルだと思いました。