「ザ・ペニンシュラ東京」、報告が途切れ途切れで申し訳ありません。
場所は皇居・日比谷公園を覗む一等地、JRの有楽町駅からも歩いて数分だし、地下鉄に至っては東京メトロの日比谷駅や有楽町駅の地下通路とほぼ直結という便利さです。
全体的なグランド感には乏しいですが、ハードはホテル用の新規の建築ならではの優れもの。
出来た当時は何やかやとかまびすしかったホテル・ファンも、今やそのハードの質の高さは誰しも認めるところでしょう。
この皇居・日比谷公園側の各階左右に位置する「デラックス・スイート」と、その間にある「グランド・デラックス」(「デラックス・スイート」とコネクティングに出来ます)という部屋が、このホテルでは一番人気。
やはりこのホテルのメイン・ターゲットである富裕層の外国人旅行者が好む「皇居+高層建築」などの「日本的なる風景」がそこに大きく広がっているからでしょう。
もちろんそうした眺望が売りのホテル、眺望=価格ですから、もちろんそれらの部屋は高額です。
(それにもめげず(笑)、僕の「デラックス・スイート」滞在記も、過去のここのどこかに残っているはずです)
ホテルのエントランスは、宿泊客の少なさに比して、かなりな忙しさです。
この日は日曜日とあって、レストランが大盛況だったからでしょうか。
以前に比べると随分リーズナブルな値段を出している各レストラン、いくら値段を下げてもこれだけ客席が埋まっていれば・・・という混み方でした。
ロビーは世界に9軒ある「ザ・ペニンシュラ」の中でも最も狭いもの、もうすぐオープンする10軒目の「ザ・ペニンシュラ・パリ」だって、相当なロビーになりそうです。
そうそう、パリの「PEN」に今、熱い視線がすごいですね。
「シャングリ・ラ・ホテル・パリ」も良い出来だったですが、「PEN」は何しろ天下の「ホテル・ラファエル」のお隣という素晴らしいロケーションにオープンの予定。
この建物をリニューアルするのです。
ここはこの古い絵葉書の通り、20世紀初頭に「ホテル・マジェスティック」として営業を開始した建物、第二次世界大戦中はここにドイツ軍の参謀本部が置かれ、その後フランス政府の管理下に、そして2008年、コスト削減計画の一環として民間に売られたという経緯を持っています。
「ザ・ペニンシュラ・パリ」のオープンはきっとヨーロッパだけではなく、世界中のラグジャリー・トラベラーの評判になるでしょうね。
これは人のいないときの「ザ・ロビー」の写真ですが、ホテルのチェックイン時間の頃は、ここが満杯。
「クラシック・アフタヌーンティ」で談笑する女性グループ、席が空くのを待つ女性グループ・・・。
華やいだ雰囲気はありますが、本家「ザ・ペニンシュラ香港」の威厳とくつろぎが同居するあのアフタヌーンティの気分をここで味わうことは難しい気がします。
「さ、チェックイン・カウンターに」と思ったら、ここにたくさんのコメントを下さっている「旧知のソウルファン」さんにばったり。
今回の僕の宿泊は大手ネット予約サイト経由の「夢溢れるお楽しみ抽選付 ! 【ザ・ペニンシュラ ドリームステイ】 ~朝食・無料プール利用付~」、デラックスルームで33500円というもの。
ま、はっきり言えば、この「抽選付」に惹かれたというわけです(笑)。
その「ラッキードロー」の賞品例には
○ 現金10万円(毎月1組様)
○ 直営レストラン、ルームサービスで利用可能なダイニングクレジット5万円分
○ 当日のご宿泊無料(1泊朝食付き)
○ 当日の宿泊をスイートルームへアップグレード
○ ミシュラン1つ星獲得の中国料理レストラン「ヘイフンテラス」の個室でのディナー券(2名様分 2012年6月末迄有効)
○ ご滞在中、ホテルカーにて2時間の都内観光・ショッピングへご招待
○ ザ・ペニンシュラオリジナルグッズ
とあり、もちろん大きな期待はしていなかったのですが、案の定、結果は「ザ・ペニンシュラ」のポストイット(推定価格100円?)・・・つくづく運のない男です(泣)、僕は。
レセプション奥の客室行きのエレベーター・ホール。
質感の高さを感じます。
エレベーターそのものも他のホテルのと比べて大型。eight=”480″/>
僕の部屋の階で降りると、ここのインテリアのモダンな部分の代表、宙に浮いている様に見える3D風ホログラムが見えます。