とてもしっかりしたイギリス人女性にアテンドされて、部屋に急ぎます。
部屋を開けると・・・このホテルでいう「プレミア・ルーム」カテゴリーの部屋です。
「プレミア・ルーム」はホテルのコーナーに配された広さ68平米の部屋。
東京のホテルの中でも、スイート以外ではかなり広めの部屋です。
35階という高層にあることを誇示するように、窓のカーテンはすべて開け放たれています。
窓からは「スカイツリー」も・・・。
感の良い方でこのホテルに泊まり慣れている方は、「あれっ」と思うかもしれません。
それはここが「プレミア・ルーム」の中でも「プレミア・ベイビュー」といわれる部屋、僕の朝食付き43890円では普通ここはアサインされない・・・正解です。
チェックインの時に4000円++(計4620円)を払って、アップグレードをしてもらったのです。
つまり、僕はこの差額以上の価値が、この部屋(方向)にあると踏んだからです。
一番安い「プレミア・ルーム」はホテルの南側にあって、「グラントウキョウノースタワー」という高層ビルが直ぐ隣りにあるので、1面がオフィス・ビューになってしまってしまうのです。
「シャングリ・ラ」のメンバーシップ「ゴールデン・サークル」の僕の昔のステイタスなら、たぶん無料でここにアップグレードされたと思うのですが、最近の平会員レベルでは、無理。
なので、有償でアップグレードしてもらったのです。
久しぶりのこのホテルですが、部屋の中は依然とほとんど同じように見えます。
(アメニティ類など微妙には変わっていましたが・・・)
光りの関係でベッドカヴァーは少し・・・ま、そうなりやすい素材なのですが・・・。
窓は2方向に大きく開け、「スカイツリー」から「マンダリンオリエンタル東京」、「葛西」方面、
「レインボーブリッジ」、「豊洲・晴海」の高層ビル街など、すべて一望のもとです。
最近多くなってきた窓際のカウチ。
僕は体が大きいせいか、もう少し幅が広く、柔らかい素材の方がくつろげるのですが・・・。
こうしたオリエンタルなクッション類も、かろうじて劣化を感ぜずにいます。
大きな窓の他に、こうした嵌め込みのガラスも、より部屋大きく明るく見せてくれています。
引き出すカクテル・テーブルも便利です。
天気があまり良くなかったのは、残念ですが・・・。
拡大すると、ここまで見えます。
ベッド周りもゆったり、すっきり。
僕が以前エルメス風と評した部分。
コンセント口まで気が使われています。
もう一方の窓も見てみましょうか。
デスクの窓側の木の蓋を開けると、各種コンセントが隠れています。
この方向のアクセントは何と言っても「スカイツリー」。
手前には「マンダリンオリエンタル東京」の入る地上約195mの「日本橋三井タワー」が聳えています。
テレビの下には、数ある東京の高級ホテルでも有数の品揃えを誇るアーモアが・・・。
「シャングリ・ラ」オリジナルのCDも置いてあります。
中国風の環境音楽かと思ったら、ライトな感じのクラシックでした。
ウェルカム・フルーツは桃とブドウ、共にとても質の良いものでした。
フルーツ用のナイフは本格的なもの。
他のホテルにはない蜂蜜が置いてあります。
以前あった小さい茶筒はなくなったようです。
エスプレッソ・マシーンはもう高級ホテルではデフォールトでしょうか。
美味しい珈琲がいつでも飲めると、ラウンジなんて要らなくなります。