今年の5月17日にオープンした「パレスホテル東京」。
なかなか泊まるチャンスがなくてやきもきしていたのですが、やっと最近この近くで仕事があったので、例によってそれにかこつけて、泊まってくることが出来ましたので、その報告です。
「千代田区丸の内1-1-1」というとんでもないプレスティジアスなアドレスを持つこのホテル、当然東京駅の近くという認識。
「東京駅丸の内駅舎保存・復元工事」もそろそろ最終段階になりそうな東京駅を出て、夏の直射日光の中、行幸通りを和田倉門の方に歩いていきます。
ホテルのウェブのアクセス記載によると「東京駅丸の内北口より徒歩8分」とありますが、東京駅も広く、実際には結構歩くイメージです。
「昔はもう少し近くに感じたけどな、このホテル」と僕。
「年とったんだよね、私たち」とか言いながら、汗をふきふき奥さんと炎天下を歩きます。
心の中では帰りは絶対タクシー使おうと(たぶん710円の基本料金のはず)誓いました(笑)。
(地図はホテルのウェブから借用)
地下鉄なら「大手町」が一番近そう、実際今年度末には「大手町」駅とホテルが直結の予定と聞いています。
日比谷通りに出て右を向くと、おぉ、ありました。
新装なった「パレスホテル東京」。
「和田倉噴水公園」側を向いている客室にはバルコニーらしきものが見えます。
バルコニー付きかぁ、この向きの景色はきっとなかなかでしょう。
東京らしいビル群と、「和田倉噴水公園」の緑、広い「皇居前広場」・・・これは楽しみです。
この方向から歩いていく時には、ここを曲がりホテルの裏門(?)から入っていく行き方が便利でしょう。
もちろんタクシーなどを利用した時は、この正面玄関の方に着くことになりますよ。
ドアマンやベルは複数待機しています。
日本の伝統美をベースにシャープなコンテンポラリーさを出したデザイン。
ドアが開かれて中に入っていくと、温かみのあるエレガントさも加わって、なかなかに良い感じの空間が広がっています。
どこもここもまだ本当に新しそうで、とてもきれい・・・。
天井も高く、古いホテルのリニューアルでは出せない新築ホテルならではの作りです。
そう広過ぎないのも、290室と言うホテル規模(改築前より100室近くも少ない客室数)から考えれば、心地良い広さと言えるでしょう。
この部分のソファはパブリック。
大きな窓からは、外国の人が日本に対して持つイメージそのもののような景色が・・・。
「和田倉濠」です。
濠の向こうは「和田倉噴水公園」。
昭和36年に天皇陛下(当時皇太子殿下明仁親王)のご成婚を記念して造られ、その後皇太子のご成婚記念で平成7年に再整備された公園です。
この奥は「グランドキッチン」というオールデイダイニング。
「和田倉濠」に面したテラス席が人気とのことです。
そしてその反対側にここを入っていくとレセプションです。
客室階に上がるエレベーターもこの奥右にあります。
時間帯にもよりますが、複数のスタッフがこのエリアには配されていて、ゲストをそれぞれ希望の場所に案内しています。