reduced rates! フォーシーズンズホテル丸の内東京 (1) エントランス

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お待たせしました。
奥さんのシンガポール旅行の報告がまだまだ続いていますが、合間を縫って「フォーシーズンズホテル丸の内東京」のレポートにもお付き合いください。
僕が良く聞かれる「東京のベスト・ホテルはどこですか?」とか「一番お好きな東京のホテルは?」の質問、こうした質問には「規模は小さく設備に制限はありますが」と断りを入れたうえで、このホテルを僕は挙げています。
過去5回以上のこのホテルの滞在で、嫌な思いをしたことがありません。
パーソナル・ケアという意味ではいつも抜群で、顧客データがよほどしっかりしているのでしょう、僕の部屋からの景色の好みやレストランでの席の好み、いつもPCを持たないで行くことなど、もろもろの細かい事柄について「十分承知しております」とははっきり口に出しませんが、しっかり行動と態度で示してくれるところがすごいです。
それが可能なのは、ここがたった57室という超小規模ホテルであるということ、そしてフォーシーズンズ流の徹底した従業員教育があるからでしょう。
(ご興味のある方は、ぜひ文芸春秋社から出ているイザドア・シャープ著の「フォーシーズンズ / 世界最高級ホテルチェーンをこうしてつくった」の一読をお勧めします)
どこのサイトに載っていたのか忘れてしまいましたが、「親切な人が多い職業ベスト10(アメリカ編)」というリスティングに「フォーシーズンズ・ホテルの従業員」というのが堂々のランクイン、「対人サービス業を行う他の全てのアメリカ人が見習うべき存在」とのコメントが付いていたのを思い出しました。
そのくらい「フォーシーズンズ・ホテル」=最高のホスピタリティはもう一般人にも定着しているということでしょう。

東京駅八重洲南口から歩いて2分、ガラス貼りのビル「パシフィックセンチュリープレイス」にある「フォーシーズンズホテル丸の内東京」、ひっそりとしたコリドーを奥に入って行くと、ホテル・ゲストに無料で貸し出されるビアンキの自転車が・・・。
客の気配にすぐに気が付いて笑顔で迎えてくれるホテル・スタッフ。
まだ若い女性がここに詰めていることが多いですが、ホテルの顔とも言うべきこの要所を、良くこなしています。
危なげが全くありません。
時間によってはジョギングから帰ってくるゲスト用に良く冷えたミネラル・ウォーターやタオルも用意されています。

天井の高いガラス窓の向こうは新幹線の線路ですが、防音も最高で、とてもここが線路なんて信じられない作りです。

レセプションはホテルとしての最上階の7階。
もうこのホテルはこのブログでも何回も取り上げています。
かつて僕はこう書きました。

・・・エレベーターで最上階の7階に上がると、両開きのエレベーターは反対側が空き、左に曲がるとレセプションです。
たいていは下から連絡が行っているので、ゲストがレセプショニストの前に立つ時には
「XX様、お帰りないませ。
お待ち申し上げておりました」
とすでにほとんどが記載済みのレジストレーション・カードが眼の前に差し出される・・・というスピーディーさです・・・

たいていは本当にこうなのですが、今回はエントランスのスタッフが子供連れの大家族にかかりっきりだったので、勝手知ったるこのホテル、自分たちだけでエレベーターで7階へ直行です。
もちろん自分の名前を名乗れば、「お帰りなさいませ。お待ち申し上げておりました」のいつもの温かい対応が・・・。

これはレセプション側から、奥のレストラン「EKKI」の方を見たところ。
出来た当初から椅子の配置などほとんど変わっていないはずで、時は経っていますがメンテナンスも充分でフォーシーズンズのレジデンシャルな雰囲気を良く出したエリアです。

あ、夕方外出から帰ってきた時のこのホテルのエントランスの写真が出てきました。
モダンでエレガント、そして「用のないものは来るな」的エクスクルーシブ感もちゃんとある凛としたエントランスです。

昼間とはまた違う雰囲気になるエレベーター前のホール。
元に戻りましょう。
レセプションでレジストレーション後、担当したスタッフが部屋まで案内してくれます。

各階のエレベーターホールにあるこうしたインテリアも上質感漂せまくりです。
ドアが開けられて、部屋に入ります。


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