僕らが宿泊した「フォーシーズンズホテル丸の内東京」の数少ない欠点の一つにプールがない、ということがあります。
その代わりになるのかどうかは分かりませんが、ロビー階にある「スパ」にはスチームサウナやジェット・シャワー、和式スクラブシャワーの外に、コンテンポラリーな雰囲気の(男女別)温泉風呂が完備されています。
このスパ・ショップというかギフト・ショップを抜けて行くと「スパ」です。
もちろん「スパ」にはフィットネスがあり、16歳以上のホテル・ゲストなら24時間いつでも無料で利用することができます。
各種カーディオ機器、ウェイト・トレーニング施設、フリー・ウェイトなどなど、いつも人は少ないので、人目を気にする僕(笑)にはとても好都合のジムです。
更衣室は狭め。
他の人とかち合うと、ちょっと窮屈ですが、そういうことは滅多にありません。
ロッカーの中も色々揃っています。
ガウンの着心地もまずまずです。
(男女別の)ラウンジには無料のボトル入り飲料水や果物なども用意されています
ソファの前には足裏マッサージ用のローラー。
置いてある読み物類は「いかにも」で、このホテルがターゲットとしている層に向けたセレクションです。
つまり僕に向いた物はない(笑)ってことです。
写真には撮りませんでしたが、温泉(ラジウム含有の人工温泉)にはスチーム・ルームも併設されています。ま、これだけでも充分リラックス出来ますが、やはりプールはあった方が、です。
「マンダリンオリエンタル東京」や「セントレジスホテル大阪」も散々そのことは言われているでしょうが・・・。
ウェルカム・アメニティは以前よりずいぶん貧相、これはどんなレートで泊まるかにもよるかもしれません。
最初の頃はシャンパンとかすごかったけどなぁ。
で、最後に夜食、もちろんこれは自腹ですけど・・・。
夕食を食べに外に出た時に買っておいた「VIRON」(ヴィロン)丸の内店のカスクルート(サンドイッチ)やヴィエノワズリーを、部屋備え付けのエスプレッソ・マシーンで抽出したてのコーヒーでいただきました。
前にも書いた覚えがありますがフランス直輸入の小麦、ゲラントの塩、水はコントレックスとフランスにこだわって作られたここのパンは、大衆的な袋パンとは一線も二線も画した素晴らしいフランス・パン。
「VIRON」はフランスの製粉会社の名前、ここの「レトロドール」粉を使った「バゲット・レトロドール」が絶品とすれば、当然このカスクルートも・・・です。