reduced rates!　ホテルココ・グラン上野不忍　（２）

花見の後の宿泊に選んだのは、不忍池前の「ホテルココ・グラン上野不忍」というビジネスホテル。
予約は僕が時々使う大手の予約サイトからで、部屋タイプ「パークビューダブル」で１泊１室１５１００円。
値段的にもいわゆるビジホとは違う価格帯です。
（ダブルですから定員２名、ただし僕はここに一人で泊まりました）
チェックインは午後２時から可能。
薄いカード式のルームキーを差し込むと動くエレベーターは、各階に泊まるごとにブザーが短く鳴るシステムです。

エレベーター周りはアジアン・テイストに精一杯厚化粧（笑）。
エレベーターを降りると狭い廊下に低い天井、この辺りはどうやっても増改築は難しいのでしょう。
カードキーでドアを開けます。

あっ、やっぱり狭い。
三角形の部屋に、昔タイプの腰高の窓。
マッサージチェアがドカ～ンと存在感、でも「ロイヤルパーク汐留タワー」のと違って新型タイプ。
テレビなども最新型で、これは嬉しいけど・・・。
狭いながらも何とか最低限の仕事が出来そうなデスク回りには、備品が満載。
無料のミネラルウォーターやクッキーなども置いてあります。
引き出しにはドライヤー、ＬＡＮケーブルの他に、貸し出し品のリストが・・・。
その下の引き出しには電気ポット、コーヒーやティーバッグ、カップ＆ソーサーなどが入っています。
ただティーバッグが蓮茶とか桜緑茶といった日本人にはポピュラーな味ではないアジア某国製のものばかりだったのは何か意味があるのでしょうか？

空調は新しいせいか、良く効きます。
この部屋にクローゼットはなく、壁掛けのハンガーのみです。
トランクなど荷物が多いと、この部屋、もっともっと狭く感じますね。
窓からは不忍池が正面に・・・これはこの「パークビューダブル」という部屋の良いところ。
窓の一部は少し開いて、外の空気を入れられます。
１０階建ての５階のこの部屋、窓を開けなくても救急車のような警笛音は良く聞こえます。
上下左右の部屋からの音漏れもビジホとしては「ありうる」程度。
ま、我慢出来る範囲です。

奥にはもう一つ狭い、これも三角形の部屋が・・・ベッドルームです。
そして写真左のドアを開けると、トイレ、バス、洗面所が現れます。

で、ドアを開けてびっくり。
この狭さは何でしょう。
こんな狭いバス・トイレは最近見たことがありません。
それに客室からの段差の高いこと、ドアも狭いのでとにかく出入りしにくい、つまずきやすいです。

狭さゆえトイレはやや斜めに付いているほど・・・。
バスタブも極小。

でもホテル側は、ゲストはこのバスタブを使わないと踏んでいるかもしれません。
それはこのホテルには「スパ」と称して、男女別の大浴場が朝早くから夜遅くまで開いているからです。
アメニティやタオル類はビジホとしては、量も種類も多めでしょうか。