reduced rates! ポイント宿泊@「パークハイアット東京」 (2)

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僕の「ゴールドパスポート」の残ポイントを使っての「さようならハイアット」(笑)宿泊は、西新宿の「パークハイアット東京」です。

連休中のピーク時というのに特典での宿泊が取れるハイアットのメンバーシップに未練はたらたらですが・・・。

人出の多い新宿の街から、ホテルのシャトルで約5分、この西新宿に来るだけで、人気(ひとけ)は極端に少なくなります。

聞こえてくるのは、車の音に、隣の「新宿中央公園」からかすかに漏れてくる子供たちの嬌声くらい・・・。
僕は結婚前から、結婚して子供が2歳になる頃まで、このすぐ近くに住んでいました。
うちの奥さんは買い物に、子供を遊ばせに、この公園まで連日来ていたそうです。
特に「ジャブジャブ池」と称する子供用の浅い水遊び用の池は思いで深く、彼女、宿泊翌朝は思わず「ジャブジャブ池」を含めてこの辺り一帯を散歩してしまったそうです。

「懐かしい~」
「XXはまだあったよ。XXはもうなくなってた・・・」

このホテルがここに建って、もう16年。
うちの息子がハタチを過ぎているのですから、僕らのこの辺の記憶は約20年も前のもの。
そりゃあ、変わっているでしょう。
そのホテル周囲の変わりようと比べて、ホテル内の何と変わっていないこと、これは驚くべきことです。
いかに出来た時の建築の完成度が高かったのか、時代を先取りしたデザインだったのか、上手にメンテナンスが行われているのか・・・きっと、そのすべてなのでしょう。
誰もが驚いた41階の「ピークラウンジ」。

ハイアットのウェブにはこうあります。
・・・エレベーターで41階へ降り立つと、まばゆい自然光が降り注ぐ開放感豊かな「ピークラウンジ」が広がります。
高い吹抜け天井までガラス窓で囲まれたこの空間は、まさに天空に浮かぶ巨大なガラスアトリウムといった印象。
眼下には、東京の街並みから遠く関東平野の壮大な景色を望め、その素晴らしい眺望とともに、種類豊富な紅茶やシェフ特製のケーキ、英国式アフタヌーンティーなどをゆったりとお召し上がりいただけます。
ラウンジ中央には美しい竹林も施されるなど、緑鮮やかなうるおいのシーンも演出されたピーク ラウンジ。
夜は、ドラマチックな夜景をお楽しみいただけるカクテルラウンジとなります・・・

いま話題の「東京スカイツリー」からの眺めはきっとこんな景色、比でもないでしょう。
でも、良いんです。
これはこれで充分です。
東京の大パノラマを見渡せる絶好の高さなんだと思います。
ま、本当のことを言えば、椅子などディテールには若干のテイストの古さは感じるのですが、それを補って余りあるものがここにはあるということでしょう。
ベルに案内される以外には、各所にスタッフがいるとはいうものの、ここを通り、ぐるっと回る感じでホテルのレセプションにやっとたどり着く・・・。

ホテルというのは誰でも簡単に入れるところではないということを、「ホテル西洋銀座」などに続いて日本で明確に示した数少ないホテルと言えます。
「限られた人のためのホテル」、しかもそのポリシーが成功した稀有なホテルがこの「パークハイアット東京」でしょう。

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