JR有楽町駅から歩いても約7分、東京メトロ銀座線の銀座駅のA13番出口からなら約3分という素晴らしいロケーションにある「メルキュールホテル銀座東京」は、使い方によってはリーズナブルな値段で銀座という大繁華街の真ん中に滞在出来る便利なホテルです。
いろいろなところに「メルキュール」の看板は出ているのですが、初めて来るとどうも分かりにくい、それは確かです。
もともとホテルとして作られたのではないようなビルに無理やり入っている感じ。
車寄せもないし、小さなベルのデスクはありますが、この通りを歩いていてもここがホテルだと分からないで通り過ぎている人も多いはずです。
この一階はエントランスのみ、入ってもただ2階のレセプションや客室に行くエレベーターが2機並んでいるだけです。
でももし東京メトロでも有楽町線を利用してこのホテルに来られるなら、実はその銀座一丁目駅とは11番出口で直結しているという便利さなのです。
ここです。
この事務用品屋の隣の赤いドア、午前7時から午後10時までこのドアから、ホテルの地下1階入り口に繋がっているのです。
このエレベーターを1階上がると、上から2番目の写真の1階となるのです。
この赤に「m」の「メルキュール」のロゴはその気になれば結構目立ちますし、この赤(「メルキュール・レッド」?)はホテルのシンボル・カラー。
ホテル内でも至るところに使われていて、時に暗く、時に無機質になりがちな館内を、明るくモダンにしてくれています。
ここが2階、ここまでは誰でも自由に行き来出来ますが、3階以上の客室に行くにはルームキーを差し込んでの認証が必要なシステムになっています。
向かって左がレセプション。
向かって右がフレンチ・ビストロ「レ・ シャンソン」になっています。
ここは朝食とランチに力を入れ、ディナーは通常営業しないという面白いポリシーのレストラン。
今回ここは試せませんでしたが、遠目には「いかにも」のフレンチ・ビストロのムードでした。
その手前にPCが一台、24時間いつでも無料で使えます。
客層はやはりアコー・グループのホテルだけあって、フランス語が良く聞こえる感じはします。
ヨーロッパ系のゲストが約半分といったところでしょうか。
↑の写真奥の窓はカーテンが下りていますが、現実には開けられる状態ではありません。
狭い通りの向こうのビルのオフィスが丸見えだからです。
(この机には毎朝、無料の朝刊が日本語・英語2種類、置かれます)
実は3階から12階まで、客室(全部で208室だそうです)はすべて横一列に並んでいる構造で、すべて客室の窓もこの側。
つまり客室のカーテンは現実には閉めっきり・・・。
開けると隣のビルの人と目が合ってしまうこともありそう、そんな近さで隣のビルは建っています。
最上階の12階でも、このエリアですから、隣のビルの方が高いかもしれません。
これがこのホテルの第一の難点ではあります。