日本経済新聞のウェブ版に「格安便、日航と共同運航 ジェットスターＣＥＯ 」という見出しを見つけました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD090O2_Z01C12A0TJ0000/
「格安便」とは今年７月に国内線を就航させた「ジェットスター・ジャパン」（ＧＫ）のことで、その大株主てある「日本航空」（ＪＬ）と共同運航（コードシェア）を始めるという速報。
ＧＫは成田空港を拠点としているので、このコードシェアによってＪＬの販路を使った集客につながり、ＪＬにしてもＪＬ国際線との接続の選択肢が増えるなどの利点があるとのこと。
ただレガシー・キャリアとＬＣＣのコードシェア、そのハード・ソフトともに相当な差があるので、そこがどう集客につながるか・つなげるかですね。
で、航空会社といえば「カタール航空」（ＱＲ）の「ワンワールド」加盟が決定したというのも最近のビッグ・ニュースでした。
今までどこのアライアンスにも属さず、でもなんとなく「スターアライアンス」メンバーのキャリアとマイレージなど提携しているイメージだったこの会社、まさか本当に「ワンワールド」の一員となるとは・・・。
もちろんここはカタールのドーハを本拠地としている国営航空会社で、ナショナル・フラッグ・キャリア。
「ワンワールド」には「マレーシア航空」（ＭＨ）や「スリランカ航空」（ＵＬ）も参加予定ですが、今年３月に加盟したばかりの「エア・ベルリン」（ＡＢ）が出資しているエティハド航空（ＥＹ）から「スカイチ－ム」に属する「エールフランス」（ＡＦ）との提携を強く要請されたなんてニュースも流れました。
これは即ＡＢのアライアンス変更ということではないはずですが、中東のキャリアを軸に世界の航空アライアンスの小再編は起こりそうです。
ＪＬ派の僕は、ＱＲも良いけど、エミレーツ航空（ＥＫ）のほうが嬉しかったかも・・・。
でもＥＫはアライアンスには属せず独自の道をゆくのでしょうね。
だからこそＱＲはアライアンス所属を決めたのかもしれません。
ＪＬのマイルでＭＨ、ＱＲ便に早く乗れると良いな、僕はついそういうほうばかり考えてしまいます。
