昨日始めたこのシリーズ、あまりにも有名なホテルの宿泊レポートなのに、皆さんのコメントの多さ、熱さにはちょっとびっくり。
開業してはや20年、相変わらず日本のホテル界のトップを走り続けているこのホテルへの注目度の高さを見せつけられたようです。
僕らがチェックインをしたのは定時の午後3時のかなり前(前もって連絡はしてあります)。
何とか部屋は僕らに間に合わせてくれたようですが、最終確認に10分ほど欲しいということで、実際には41階レセプション奥にあるビジネスセンターで少し時間をつぶしました。
ここは宿泊ゲストなら24時間利用出来るスペースで、PCが4台、チェア、そして個室(ミーティング・ルーム)が一つあります。
ここを利用するゲストは多くなく、たいていはとても静かです。
いろいろな調べ物、特にプリントアウトしたいものがあるときなど、とても便利。
どこもきちんと片付いていて、本当にきれいになっています。
清掃状態もかなりなものです。
インテリア雑誌に出てきそうかも。
滞在中、誰もここを利用していないと分かると、僕はこの個室から窓の外を見たり、持ち込んだ雑誌を読んだり、自分の部屋のように使わせてもらいました。
ちょうど僕らの部屋とは反対方向の景色が窓から見えています。
約10分ほどで「部屋のご用意が出来ました」と・・・。
親切・丁寧なレセプショニストにアテンドされて僕らの部屋に、今回は(1)でも書いたように「ポイント+キャッシュ」レートと「スイート・アップグレード」を組み合わせた宿泊。
つまり泊まるのは「パークスイート」という約100㎡のスイート・ルームです。
ドアが開けられます。
入ると正面は屏風を思わせる木目もきれいな木製のジグザグの壁。
向かって右側に入って行くと、日本建築の本が紅葉のページを開かれて、置かれています。
更に入って行くとリビングルーム。
ここでも印象的なイサム・ノグチの行燈型のライトが・・・。
和を感じさせる小物が次々に出てきます。
ブラインドは電動、カーテンは手動です。
全開してもこのくらいの大きさの窓。
やはりこの時代の窓ははこれで精いっぱいだったのでしょう。
「アンダーズ東京」のラージルームの天井から床までの一面の窓などと比べると、時代を感じさせてくれます。
部屋の中には3人掛けの優美なシェイプのロング・ソファと2脚のチェア、そしてオットマンが一つ。
更にダイニングテーブルに4脚の椅子。
その椅子は向かいのデスクの椅子としても使えます。
壁はガラスの嵌め込み、でもいやらしい使い方ではありません。
このガラスも、部屋はどこも隅々まで清掃状況抜群です。
窓は角部屋になっているので2面、1面からはこの景色です。
モード学園コクーンタワー、スカイツリー、NTTドコモ代々木ビル、ぎりぎり右側に東京タワーが見えています。
ソファはへたりも少なく汚れもなくメンテナンスは上々ですが、ロングソファはもう少したっぷり感のある詰め物がしてある方が僕の好みです。
今度は壁面のアーモアの方を見てみましょう。
質感のある木材と品のある黒色で部屋のデザインをきゅっと引き締めてくれています。
そして同時に最新式ではありませんが、機能的です。ht=”933″/>
ちょっとごちゃごちゃしていて、この辺りはさすがに古いかも・・・です。
一部角がつぶれかけていたりもするし、丁寧に使われメンテナンスしていても、年月は感じます。