調査会社の「J.D.パワー」による各種ランキングは、日本のも含めてここで時々旅行関係のを紹介していますが、最近発表された、北米のホテル・ブランドのランキングの話題を取り上げます。
この「North America Hotel Guest Satisfaction Study 2016」は、ホテルをブランド別に平均客室単価によって「最高級」から最も手頃な「長期滞在型」(エクステンデッド・ステイ)まで8つのカテゴリーに分け、利用客の評価に基づいて、それぞれの中で格付けしたもの。
そのうちの最高級カテゴリーにあたる「ラグジュアリー」部門では「ザ・リッツカールトン」がトップでした。
http://www.jdpower.com/ratings/study/North-America-Hotel-Guest-Satisfaction-Study/1254ENG/Luxury/1433
以下
2位 フォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツ
3位 JWマリオット
4位 ウォルドーフアストリア・ホテルズ&リゾーツ
5位 ロウズ・ホテルズ&リゾーツ
6位 フェアモント・ホテルズ&リゾーツ
7位 インターコンチネンタル・ホテルズ&リゾーツ
8位 Wホテル
9位 グランドハイアット
だったようです。
マンダリンオリエンタルやパークハイアット、セントレジスなどホテル軒数の少ないブランドが入っていないのは初めから対象外だったのでしょうが、これでアメリカ人による評価が大体うかがい知れますね。
日本にはない「ロウズ・ホテルズ&リゾーツ」(Loews Hotels & Resorts)の高評価が注目です。
他部門では
高級(upper upscale) : オムニ・ホテルズ & リゾーツ
上級(upscale):ヒルトン・ガーデン・イン
中上級(upper midscale):ドゥルーリー・ホテルズ
中級(midscale):ウィンゲート・バイ・ウィンダム
下級(economy/budget):マイクロテル・イン & スイーツ・バイ・ウィンダム
がそれぞれトップにランキングされていました。
日本ではまったく無名の「ドゥルーリー・ホテルズ」(Drury Hotels)辺りは個人的に覚えておきたいです。