いつもと全く同じ、週末香港弾丸 (15) 永合隆飯店

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「ザ・ミラ香港」にはチェックインから24時間いられるプランで宿泊しているので、今回はチェックアウト時間にいつものように気を使わなくても良いのは、嬉しいことです。
午後遅くなってから、昼の「キュイジーヌキュイジーヌ」(國金軒)で食べた叉焼があまりに美味しかったので、小食として燒臘店はどうだろうと考えました。
そんな中、思いついたのがMTR「太子(プリンスエドワード)駅」近くの「永合隆飯店」です。
地元の人たちが行き交うディープなエリア(MTR駅から歩いて2分、?蘭街にあります)に馴染むこの焼味の専門店は、香港政府の認可を受けた焼味料理一筋50余年という超老舗店。
香港版ミシュランにも取り上げられたので、僕ら観光客にも一躍有名になりました。

店の奥のスペースで職人が豚などの食材をさばいて店頭で焼いて売るという自家製焼味が絶品との評判。
香港のこうした料理は一皿が日本よりやや小盛りなので、小腹を満たすにはちょうど良いかもと思ったのです。

店のオバちゃんたちは愛想はありませんが、決して不親切ということもない感じ。
もちろん言葉は広東語オンリーです。
なのでオーダーは基本的に指さし。
座ると箸とか蓮華が直にテーブルの上に投げ出されるので、食べる前に茶碗に入って出てくるお茶で洗いましょう。
僕のオーダーは2種類の肉を載せたご飯もの。

焼肉叉焼飯、一皿HK$45だそうです。
(一番下の写真の数字、読めます?)
ローカルな店としては結構高めの値段ですが、味はさすがに保証付き。
やや焦げてかりかりしたような部分からジューシーな内部まで、どの部分も美味しい・・・。
パサつきのない、とても良い感じの叉焼でした。
タレもあまり濃すぎず絶妙な味。
もう一つの焼肉と書かれた豚肉のローストの方もパリパリの堅い皮と分厚いジューシーな肉とのバランスが中々のもの。

メニューにはこんなにも種類がありますが、きっとどれも美味しいのでしょう。

向かいのテーブルに座ったオッちゃんが、どこかから小袋入りの調味料を持ってきました。
そうか、マスタードとかプラムソースとか常備している燒臘店も多いものな、どこか奥の棚にでも置いてあるのでしょう。
でもここの焼味、味がしっかり付いているので、そのままでも充分美味しかったですよ。

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