うちの奥さんと東京駅デート (1) KIITE

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東京駅丸の内口の景色が、これで本当に変わった気がします。
1931年、日本最大級の郵便局として東京駅丸の内口前に建てられた「東京中央郵便局」が、建築から82年という時を経て、当時の姿を可能な限り残しながら、「KITTE](キッテ)という施設に生まれ変わったのです。
東京駅に直結、地下1階から6階まで7つのフロアに広がる館内には、日本の物作りや心地良さを伝える東京初出店の店を多く含む約100の店が集結。

ここ「KITTE」は、旧「東京中央郵便局」の局舎を一部保存・再生した部分と、新たに建築した新築部分で構成されています。
昭和モダニズムの代表建築だった「旧「東京中央郵便局」を踏襲するエクステリア、そしてインテリアの方は今をときめく隈研吾氏が担当されたようです。
聞くところによるとこの「KITTE」のコンセプトは、「FEEL JAPAN」とか・・・。
1通の手紙に切手を貼るとたちまち郵便になり誰かのもとに想いとして届いていくという、日本郵便がこれまで提供してきた郵便事業への思いをコンセプトに込めているとのことです。
(こういうコンセプトとか考える人って、何かすごいですね。いや、やっかみとかそういうことでなく・・・
館内は中年の女性グループを中心にかなりな混みよう。
1階にあるチョコレート専門店「メリー」と以前ここでも取り上げたフランスのセント・ヴァレンタイン村にあるミシュラン1つ星レストラン「オ・キャトーズ・フェブリエ」がコラボしたカフェ「MARY’S CAFE」(メリーズ カフェ)など昼前というのにもう満席でした。
うちの奥さんは早速自分が行きたかったお目当ての店へ・・・。
僕は彼女にはついていかず、興味のあった4階にある旧「東京中央郵便局長室」なんてところへ、でもここはちょっと残念な出来でした。
八角形の柱や壁の傷など当時のままの状態というのが売りのようですが、机や書類棚などの備品は一切なく、ただ部屋の中に当時の写真が数枚あるだけ。

でも窓の外からは、東京駅丸の内駅舎がこんな風に見えるんですよ。。
パノラマでも撮ってみました。
奥さんの買い物が長引いているようなので、今度は最上階6階にある「KITTEガーデン」で時間をつぶします。ここは東京駅を目の前にした1500平方メートルもある開放的な屋上庭園。
昨年復元された東京駅丸の内駅舎や電車の発着風景がいつまでも見飽きないビューポイントです。
またもパノラマ撮影。

奥さんのショッピングがすんだところで、今度はランチ。
どこで食べましょう、ここ「KITTE]の地下1階・5階・6階には飲食店が一杯、やはりここは最上階6階にある「日本のおもてなし」をテーマにしたやや高級めのレストランでしょうか。
でも残念、僕が第一候補に考えた「アルカナ東京KARATO」などもう予約で一杯とのこと。
まさか暑い夏の日のこと、「アルカナ東京KARATO」でもこのテラス部分じゃ食事出来ないですものね。
じゃ、どこにしよう・・・。
あ、あそこは?

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