イントロにあたるこの旅館訪問記の(1)を書いてから、しばらく間が空いてしまいました。
申し訳ありません。
(1)では、伝統とモダンが入り混じった印象的な館内を部屋まで案内されたところまで書きました。
建物は3階建ての全18室、僕らの部屋はここにある唯一の洋室で、1階に位置しています。
http://www.senjyuan.jp/
http://www.senjyuan.jp/rooms.html
部屋番号は101号室、名前は「りんどう」。
ちゃんと鍵をかけることが出来るのが、ホテル育ちの僕らには嬉しいところです。
ドアの裏。
日本風の格子窓にライトが点いていますが、何やら奥はちょっと暗そう。
入り口脇に広~い洗面所とトイレ。
中に入っていきます。
うん、やっぱり暗い・・・。
全部の照明を点けても、あまり明るくなりません。
案内してくれた仲居さん曰く、「ここはすべてのお部屋の中で一番暗い作りになっております」と、すまなそうに・・・。
ひっそりお籠り派のカップルなどには良いかもしれませんが、僕らにはもう少し照明を考えて欲しかった部屋です。
このホテルにたった1室しかない、畳の部分のない完全洋室。
大き目のベッドが2台並んでいます。
ベッドの質は標準より上、ここは布団の方は無理ですが、枕などは自分の好みのものを選べ、夕方のターンダウン時に撮り換えておいてくれます。
浴衣のサイズなども、チェックイン時僕らを見て、きちんとジャスト・サイズのものが・・・。
でもこれは旅館では普通のことですかね。
半纏はダウン入りで超温かいもの。
作務衣の用意もあるとのことです。
そうそう床はすべて床暖房、部屋の暖房は個別には調節できず、フロントに調節を頼むシステム。
白の革製のカウチやチェアはまずまずの座り心地でした。
窓ガラスは2方向にあって、1方は庭、もう1方は露天風呂に面しています。
偽暖炉の上にはたくさんの備品やアメニティーが・・・。
ネスプレッソ完備なのは〇。
引出しの中も一杯で、ここの部屋の備品の数は全部数えると相当なものでしょう。
でも僕らには目に見えるところにあまりにいろいろなものが有り過ぎ、そのコードも複雑に絡まっていたり、コンセント周囲も見苦しいほどになってたり・・・。
僕らはスマートなシティ・ホテルに少し慣れ過ぎているからかもしれませんが、かなり気になりました。
冷蔵庫の中はアルコールも含めてすべて、本当にすべて完全無料。
(瓶ビール、缶ビール、発泡酒、日本酒、ワイン、コーラ、日本茶、ジュース・・・)
僕の体験ではここまで大量のものが飲み放題というところは初めてです。
冷蔵庫下段左側の黒赤色分けされた体幹の形をしたボトルはホテル特製のミネラルウォーター。
ここでもまた和菓子とお茶が出て、器に入ったお茶請けも出てくるところが旅館ぽいです。
舞茸わさび、昆布割干、黒はり漬けの3種で、どれもかなり美味しい・・・。
甘いものの後にもぴったりだったし、ご飯と一緒の出てきたらもうどんどん行けちゃうって感じでした。