「別邸仙寿庵」での夕食の続きです。
3品目は白味噌仕立ての椀物。
焼いた帆立貝柱、天蕪湯葉巻、小松菜、京人参、ときがらしが入っていて、これは温度といい、味といい〇。
煮物は海老芋団子と海老の蟹餡かけ、柚子が効いています。
次は珍しいじゃが芋の冷たい麺。
トリュフが香り、バターも少し感じるこの料理は、和120%の皿の中では、良い箸休めです。
メインは上州牛。
胡麻風味の鍋で、長ネギ、芹、ゆきわり茸と一緒に食べますが、これは旨い・・・。
肉も美味しかったですが、この胡麻スープがかなりなもの、肉と野菜を巻き巻きしてパクリ、もういくらでも食べられそうです。
辛味のある大根おろしを添えてもまたGOOD。
〆のご飯は舞茸ご飯。
それにちぎりっこ汁というこの地のお汁と、香の物が付いています。
舞茸ご飯だけでも十分美味しいのに、とろろ汁も付いているので、もう無敵。
お腹さえ空いていれば何杯でも食べられちゃいそうです。
デザートは林檎のシャーベットと林檎焼レモンゼリー掛け。
これは、ま、フツーでしたが、ここの料理はどれも美味しかったですね。
味は一貫して薄味で、それも我が家的には実に好みでした。
奥さんの後ろ姿。
食事を終えて部屋に帰ると・・・
部屋はすっかりターンダウンされています。
更に夜食としてちまきなども用意されていて、暖め方も詳しく書かれています。
奥さんはもうそんなには食べられないよぉなんて言ってましたけど、僕は・・・。