バンコク発上海行きのタイ航空(TG)662便は、日付の変わった深夜1時10分発です。
「お遊び」(笑)・・・と言っても、たいしたことはしてません、でもそう書きたいのがオトコの見栄です(大笑)?・・・を終えてホテルに荷物を取りに戻ったのが、午後の11時過ぎ。
この時間までバンコクを堪能できれば、滞在時間約3数時間のバンコクもまずまず満足です。
スワンナプーム空港までのタクシーの運転手は、なんと現役の警察官のアルバイト(!)だそうで、隣に積んである制服まで見せてくれました。
空港まではの道中は、とても警察官にはあるまじき猛スピード。
コンラッドのあるタノン・ウィッタユから、何と17分で着いちゃいました。
今までの最速記録かもしれません。
スワンナプーム空港はさすがの巨大空港、この時間になっても人はまだまだ大分います。
日本行きのフライトのファイナル・コールなども頻雑に聞こえます。
チェックイン・イミグレーションとスムーズに流れ、後はTGの「ロイヤル・シルク・ラウンジ」で一休みです。
ただこのスワンナプーム空港、とにかく広いので、僕のように預け荷物がなく手荷物だけの人間は、多少のお土産などで重くなった荷物が手に食い込み、ちょっと大変な空港でした。
あ、カートがあるか?
今こう書いていて気が付きました(汗)。
何で、僕、カート使わなかったんだろう?
TG662便はA330-300.
僕はビジネスクラスの一番前の11B。
でも予想通りAには誰も来ないので、2席独り占め。
深夜の、約4時間強のフライトなので、離陸後すぐに暗くなり、簡単なロールパンのサンドイッチと飲み物が希望者に配られのみ。
僕を含めてほぼ全員がすぐに夢の中状態のフライトです。
3時間弱の睡眠の後は朝食。
最初のトレイのオレンジ・ジュースは激まず。
これは久しぶりにひどいオレンジ・ジュースです。
ファンタ以下でした。
ホット・ミールは鮭チャーパン、スペイン風のオムレツ、そしてこの広東風豚肉炒めの3種類の中から選べます。
これはまずまずの味、ちゃんと中華していました。
それにしっかり熱々でしたし・・・。
そうこうしているうちに飛行機は降下を開始、まだ差のあけ切らない上海は浦東空港に、現地時間の午前6時過ぎ(時差が1時間)に到着です。
まだほとんど人のいないターミナルをイミグレに。
イミグレは、この時間、ミラノ、ホーチミン・シティー、シンガポールからも飛行機が到着しているのに、ガラガラ状態です。
中国元も多少は持っているので両替も不要、すぐにタクシーでホテルに向かいます。
早朝のまだ朝も開けきれないような靄の中、タクシーは空いている道を全力で駆け抜けます。
時間はたっぷりあるので、そんなに急がなくても良いのに・・・でもここは中国、「スローダウン」なんて英語も通じません(笑)。
窓の外に見えるのは、並行して走るリニア・モーターカーの高架です。
そしてあっというまに、市内中央部のホテル「ハイアット・オン・ザ・バンド」に到着。
まだ朝の7時過ぎです。
でも事前に「early check-in」のリクエストを入れておいたせいでしょうか、すんなりチェックイン可能。
このホテルも、今回の旅行全行程のフライトと同じくアワードを使っての無料宿泊、ハイアットのメンバーシップ「ゴールド・パスポート」のポイントを18000ポイント使って、クラブ・フロアでの予約です。
もちろん手続きはクラブ・ラウンジ(東棟の3階にあります、「バンド・クラブ・ラウンジ」と呼ばれています)で、英語がネイティブ・クラスの女性の手でてきぱきと進められます。
このホテル、クラブ・フロアを予約しても必ずしもバンド・ビューになるとは限らないので、アサインされた部屋のカーテンを開けて一安心。
朝もやの中に、最高のバンド・ビューが開けていました。
それも川の両岸が見える最高の景色でした。
やった~~!
これで安心してもう一眠りできます(笑)。
開けたカーテンをまた引いて、数時間ぐっすりと・・・。